「9人の翻訳家」


小さな港町のある家で
深夜、火災が起きる
炎に包まれる本、本、本…
これは、いったい…??

📙📙📚



"さぁ、謎解きが始まりますよ"

と、

ひとり、ひとり集まってくる
オープニングに期待が高まります

謎の作家オスカル・ブラックの
大ベストセラー「デダリュス」の
世界同時発売の翻訳のため
9人の翻訳家たちが集められる

仕事場は豪邸の地下室
流出を防ぐために
外出、携帯、パソコン禁止
厳重な管理のもとの仕事だが
お城のような豪邸
専属シェフの食事
広いプールなど豪華な環境

翻訳家たちも贅沢を楽しんで
いましたが…
どこにも漏れるはずがない
冒頭10ページが流出

出版社オーナー
アングストロームのもとに
「500万ユーロ支払わないと
次の100ページを流出させる」と
脅迫メールが届く

作家オスカル・ブラックの素性を
唯一知るアングストロームは
翻訳家を疑う

犯人は誰だ!?🧐



時間と場所、人物が行き来する構成が
しっかり観ていないと
ついていけなくなるので
小説を読みすすめるように
集中して鑑賞しました

気持ちがザワザワしながら観たのは
「女神の見えざる手」以来かな?

日本の映画だと
配役をみただけで誰が犯人か解っちゃう
場合があるけど🤪
海外の馴染みのない俳優さんたちだと
それがないのがいい

野心家で、秘書をアゴで使う
アングストローム
恨みをかってそうだし、

疑われ、互いに
疑心暗鬼になる翻訳家たちも

「デダリュス」のヒロインに心酔し
姿も行動も成りきる人

居眠りばかりのお気楽な若者

作家志望だが翻訳の仕事をしている人

などなど…

それぞれなんだか個性が強い



謎解きをメインに観ても
人間模様メインからでも
予備知識なく観たので
実は、実は、
の展開が面白かったぁ

もうすぐDVDが出るので
今度は伏線を楽しみながら
余裕で観たい😜