「ブルックリンでオペラを」

      〜愛犬も主役です♪〜






精神科医のパトリシア(アン・ハサウェイ)は
スランプで書けない人気作曲家の夫
スティーブン(ピーター・ディンクレイジ)を
気分転換にと愛犬リーバイの散歩に行かせます

スティーブンは散歩中
偶然立ち寄ったBARで
曳船の船長をしている
カトリーナ(マリサ・トメイ)と知り合い
強引に迫られアバンチュールに‼️
この出会いが巡り巡っていくのだが



    🐕🐕🐕🐕🐕

   

パトリシアは精神科医なのに
素手で触れない潔癖症で
あなたがカウンセリング必要なんじゃない?
と言いたくなるし

スティーブンは
新作オペラが書けず引きこもって
逃げているし

パトリシアは
男勝りで頼りになるけど
恋愛依存症で
おまけにストーカーで
そこに
パトリシアの息子ジュリアンの
ガールフレンドテレザの両親のことが
加わってと

歳を重ねるとともにクセが強くなる
困った大人たち揃いのなか

18歳のジュリアンと16歳のテレザの
存在が心をニュートラルに
てくれます


二人はあることから
早々と結婚をする事になるのだが
若い結婚は離婚率が高いし
数年後にはお互い別の相手といるように
なってと話す二人

「今の気持ちを忘れたくない」
涙ぐむテレザに
「一緒に時々思い出そう」
優しく話しかけるジュリアン

若いけど
理想も現実も分かってる
なんて素敵なカップルなんだろう

人はうつろうものだけど
二人には
ずっと一緒に歳を重ねてってほしいな



アバンチュールの効果か?
スティーブンは
新作オペラを書くことができ 
それがパトリシアとのエピソードそのままで
まんまかい❗️とツッコミを入れたくなるけど
こんなところもこの作品のご愛嬌

結婚のエピソードもオペラとなり
劇中劇と結婚式がシンクロする場面は
爽やかで感動的でした


ぱっと見、
アン・ハサウェイが目立つので
彼女中心の話かと思ったら
全員が主役の物語で

ブルース・スプリングスティーンの
「Addicted to Romance」
をバックに描かれる
エピローグも
さりげなくて
小洒落た作品になっています