「運び屋」        


園芸業を営む アールは
ユリ栽培に情熱を注ぎ
家族はそっちのけ
娘の結婚式にも行かない
(これは、ひどい⁉️😑)

12年後、
ネット時代の到来で農園は破産
差押えに…
仕方なく
彼同様、年季の入ったトラックに
家財道具を乗せて
孫娘の婚前パーティへ出向くが
妻と娘から拒絶される

言い争いになり、立ち去ろうとするが
パーティの客から
運転し、ある場所へ行くだけの
仕事を持ちかけられる

大金の報酬に驚くアール

新車に変え

農園を取り戻す費用

孫娘の結婚パーティの資金にする

 「ありがとう、おじいちゃん」と

孫娘に喜ばれ、ご満悦のアール☺️

一回だけのつもりが…
退役軍人の集会場が資金難で閉鎖の危機
「誰か金を出してくれればなぁ」
仲間の言葉に再び車を走らす

 かくして、アールは
"90歳の運び屋"となったのでした

運ぶたびに、コカインの量が増え
さすがに危険と見張りの車が付くが
気にせず、道すがら人助けをしたり、
友人に会ったり、
自由気まま
車に仕掛けた盗聴器から
オールディーズを歌うアールの声が流れ
見張り役のマフィアが
つられて一緒に唄ってしまう場面は
笑えます😜

職質にあっても
機転で切り抜ける様は
悪いことしてるけど
痛快 ✌️

だが、

いつまでもうまくいく訳がなく
アールを気に入っていたボスが
アウトレイジな展開になったことから
新ボスになり
指示どうり動かなければ
ならなくなる

そんな時、
妻が倒れた知らせが…
コカインを持ったまま、妻のもとへ

探し回るマフィア

警察の捜査も迫ってきます

どうなるのか⁉️


90歳のおじいちゃんとは言え、
クリント・イーストウッドなので
かっこいいし、

愛着あるおんぼろトラックを
とっとと👍な車に変えたり

仲間にいい顔したり

女性に目がなかったりと

高齢な割に柔軟で
けっこう、ええカッコしぃな
人物像も人間くさくて魅力


お金で💰すべて買える訳じゃないけど
孫娘に援助したことから
家族と歩み寄れる
きれいごとじゃない展開も
現実的でいいと思いました

捜査官とドライブインで
追い追われる立場と知らずニアミスし

「仕事より家庭が大事だよ」

「俺のようになるな」

と、しくじり先生⁉️みたいに
語るシーンはいい場面でした

犯罪に加担したけど
人間力と老人力を魅せてくれます✨


エンドロールに流れる
音楽の歌詞が、

「老いを迎え入れるな」

イーストウッド監督からのメッセージ

「ありのままに」という考えと
ちょっと、対象的で気になる

確かに、
迎え入れたら…
長い人生やってられないのかも🤗