パナソニックは6日、2015年度にLED(発光ダイオード)照明の売上高を10年度比6倍超の2000億円以上に引き上げると発表した。特に、市場拡大が見込まれるオフィス照明では、「サーカディアンリズム」と呼ばれるヒトの生体リズムを応用した新製品を投入し、他社との差別化を図る。
12年度中の発売を目指すのが、自然界の光のように昼夜で明るさや色を変化させる「エコサーカディアン照明制御」技術を搭載した新製品だ。
例えば、午前中は脳を覚醒させるために明るめの照明にし、午後は徐々に暗くする。オフィスの快適性や生産性を維持した上で、従来品に比べて約10~15%の省エネ効果が得られるという。東日本大震災以降、節電対策で照明を間引きするオフィスが増えたが、「オフィスが暗くなり、陰鬱な空間になっている」(松蔭邦彰役員)ことに着目した。
同社は「エコサーカディアン照明制御」搭載品を最上位機種に位置づけ、普及価格帯もラインアップを増やしてシェア拡大を狙う。
出典:SankeiBiz