メガソーラー(大規模太陽光発電所)建設候補地に鳥取県米子市大崎、葭津にまたがる崎津地区(約50ヘクタール)を選定しているソフトバンクグループが、三井物産との提携により、同地区でのメガソーラー事業を目指していることが8日、分かった。事業費は約100億円。2013年夏の稼働開始を目標に準備を進める。
ソフトバンクによると、100%子会社SBエナジー(東京)と三井物産が6日、崎津地区でメガソーラー事業を共同で検討する内容の覚書を交わした。具体的な事業内容の協議はこれからだが、新設する特別目的会社(SPC)が建設や運営を手掛ける手法を視野に入れている。
崎津地区のメガソーラーの最大出力は、一般家庭約8千世帯分の年間消費電力量に相当する3万キロワット。SBエナジーが既に建設を発表した京都市などのメガソーラーの10倍以上の規模となる。
ソフトバンク広報室は「13年夏には稼働させたいので(自然エネルギー固定価格買い取り制度の)買い取り価格などが決まり次第、なるべく早く事業に着手したい。中国電力とも協議を進めている最中」としている。
崎津地区の土地は、県企業局と県住宅供給公社、米子市土地開発公社が所有しており、同室は「土地に関しては賃貸借契約を結ぶことになる」と話す。
鳥取県の平井伸治知事は「三井物産が事業パートナーになると聞き、大きく前進したと思う。2月24日にソフトバンクの孫正義社長に会い『ぜひ前に進めていただきたい』とお願いしたばかり。こんなに早く吉報が届くとは思わなかった」と喜んでいた。地元の野坂康夫米子市長も「計画が着々と進展しているようであり、非常に喜ばしく思っている」とコメントした。
出典:日本海新聞
