佐渡の牧場訪問3ヶ所目は佐渡市市営の堂林放牧場です。

佐渡には6ヶ所の放牧場があり、そのうち5ヶ所が市営です。
ここでは、繁殖の雌牛だけを
4月中旬から11月中旬まで預かっているそうです。

最も大きな堂林放牧場を農業政策課松本係長と
職員の本間さんにご案内していただきました。

一言で言えば広い! 広い!!











佐渡市役所からわずか15分ほどとは思えない山の中に
見渡す限りの緑の絨毯。
まるでトレッキングのような見学となりました。
片側からは国中平野、反対側には真野湾の絶景。

放牧場ってこんなに広いんですね・・・
これを、管理人2名と補助1名でお世話されているそうです。

また、週1回は市の職員さんのミーティング、
繁殖、ダニ駆除、草刈りや肥料の散布はドローンも
試したもののうまくいかず、全てがマンパワーとのこと。(驚!!!)

今年の夏は酷暑で、芝と牧草、全て茶色く枯れてしまい、
ようやく戻ったそうです。
草地の他に牧草ロールやふすま、チモシーなども与えて、
足腰を丈夫にして、過栄養にならずに繁殖に適した体を作るそうです。

22haの土地に7つの牧区のほか、パドック、管理棟などの
施設が整備されていて、衆介先生に伺ったら、
他県の放牧場に比べると傾斜があるそうです。
普通なら剥がれて地面が出ている場所があるのが、
ここでは芝がびっしりと根を張っている。
手入れの良さと、
佐渡の環境が良いからではないかとおっしゃっていました。


今回の佐渡訪問では、耕作放棄地を利用する小岩井農場さんと、
繁殖牛が過ごす市営の広大な放牧場、全く違う2ヶ所を見学することができました。

暑い中、ご案内いただき、関係者の皆様には心から感謝申し上げます。

(岡田朋子)











 

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