6月23日(日)雨混じりの中、
三条市が主催する ペット同行避難訓練に参加しました。

場所は農村環境改善センター。
少し迷いつつ・・・予定より少し早めに到着。
地元の方には馴染みのある施設でしょうか。
三条市では全部で10ヶ所ほどペットと同行避難
できる施設があり、そのうちの1ヶ所での訓練でした。

最初に入り口に入ってすぐの受付で書類に記入。
注意事項と訓練の流れの説明文書を受け取りました。

キャリーに入れている飼い主さん、リードをつけて犬連れの
飼い主さん、様々でしたが、小型犬から大型犬、猫など
様々参加して、あっという間に建物の外まで列ができました

本当の災害だったら・・・
受付を待つ間、外が大雨だったらどうするのかな、と思いました。
(こういう経験が避難訓練では大切ですね!)



建物の2階が指定された避難ルームでした。
参加したペットの数が多いので、避難スペースとして
2ヶ所が開設されました。

犬と猫の2部屋になりましたが、猫の参加が少なくて
逆に犬は多くて部屋に入りきらず、おとなしいわんこは
猫の部屋に同居となりました。(テントは別)












本当の災害なら、指示してくれる行政職員さんはいません。
どこに何が置いてあるのか?
どういう流れで何をすれば良いのか?

施設には、テント、ペットシーツ、猫トイレ、
文具や掲示物が入ったスターターキットなど用意されているそうです。
本番さながらに、右往左往しながら、
踊り場に保管されているテントやケージ、猫トイレなどを
みんなで運搬しました。



ケージのない飼い主さんには備品のケージが提供されましたが、
上から覆う毛布がなくて、地元の愛護推進員さんがサポートして
持ってきてくれました。






テントは1箱に4つ入っており、1部屋に4基ずつ組み立てました。
初めての経験で大変でしたが、防災士さんが何名も参加しており、
リードしていました。さすがです。

1基に1家族を想定とのことですが、それでは全く足りないことも
わかりました。顔見知りの家族は一緒に過ごすことになるのかも
しれないという話も出ていました。







ケージにつけるプレートも各自で記入しました。







地元の「あいごろうクラブ」の皆さんも多数参加されていました。
新潟市からも動物愛護センター長が参加、
なんと、宮崎市からも愛護センターの獣医師が参加されていました。
新潟の進んだペット防災の取り組みを学ぶため、とのことでした。
すごいですね!

今回、参加しての感想。

参加しなければわからない経験ができてとても良かったです。
実際に経験するとわからないことがたくさんありました。
そして課題もたくさんありました。課題を知ることは大切です。
このように開かれた避難訓練は他にはないので
機会があればまた参加したいと思いました。

企画した三条市様、どうもありがとうございました。

(NDN  岡田朋子)








 

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