清々しい青空の下、5月19日(日)午後1時から新潟市民プラザにて、にゃんがたセンタークリニック開設に向けたキックオフイベントを開催いたしました。来場者は一般の方と関係者を合わせて412名とほぼ満席の中、クリニックへの理解を深めるだけでなく、ご来場くださった皆様と一体になった素晴らしいイベントになりましたことをご報告いたします。

最初に主催者を代表して新潟県動物愛護協会会長星野伊佐夫様から開会のご挨拶があり、続いて、来賓の皆様からご挨拶を賜りました。新潟県知事花角英世様からはクリニック開設に向けたお祝いとアニマルウェルフェアが広まることへの期待、新潟市長中原八一様からは、家族の一員としてのペットの大切さ、新潟県獣医師会長佐藤博様からは獣医師会が取り組んでいる幅広い事業のご説明とワンヘルスの取り組みのお話をいただきました。また、新潟県議会議員、新潟市議会議員等、数多くのご参列もいただきました。

基調講演では、女優・公益財団法人動物環境・福祉協会Eva理事長の杉本彩さんから動物愛護法改正に向けてのお話がありました。動物虐待の現状とその解決のために何が必要か、スライドによる悲惨な写真も含め詳しい説明に涙されるお客様も多くいらっしゃいました。生体展示販売やアニマルカフェなど営利を追求する業者への厳罰化も望まれますが、結局は、私たち消費者の意識が変わることが最も大切だというお話は、深く考えさせられました。

続いて、にゃんがたセンタークリニック開設に向けて新潟市動物愛護センター長の登坂友一さんから、新潟市の現状と展望についてのスライド説明がありました。行政ができることには限りがある中で課題を解決するために知恵を絞った結果、官民共同のクリニックの必要性に至ったと話す登坂さんは、会場の皆様が熱心に耳を傾ける様子に胸がいっぱいになったそうです。「新しいことを始めようとした時、障害をクリアして扉が開いたら、今までとは全く違う景色が見える」という言葉でその感動を伝えていました。

シンポジウムに移り、総合司会のフリーアナウンサー大杉りささんからに代わって新潟動物ネットワーク代表の岡田朋子がコーディネーターを務めました。最初に各ゲストのお人柄やこれまでの経験がナレーション動画で紹介されたところで会場の雰囲気は一気に和らぎました。 (続く)




















 

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