春は出会いの季節でもあり、別れの季節でもあります。

長年、お世話になった新潟市動物愛護センターとふれあいセンターの職員さんが退職されると知り、ごあいさつに伺いました。

Hさんは新潟市にまだ地域猫という概念がなかった頃からのおつきあいです。穏やかで、物腰の柔かな、相手の気持ちを汲みながらの対応で、長年、頑なだった地域の猫問題も解決に導いてくださいました。私たちNDNも何でも相談できる兄貴分で、行政との橋渡し的な存在でもありました。

Eさんは新潟市動物愛護センターがまだなくて、「犬抑留所」だった頃から犬猫たちのお世話をしてきた方です。収容される動物たちのほとんどが殺処分される中、たったお1人で動物たちのお世話を続けてくれました。辛いこともたくさんあったと思います。センターができてからは本業のトリミング技術を生かして収容動物たちのケアもできるようになりました。

Tさんはふれあいセンター責任者として、犬猫の譲渡だけでなく、ヤギやうさぎ、カピバラなど、様々な動物たちの飼育環境を1から作り上げてきました。朗らかな、まさに、ふれあいセンターの「顔」的な存在で、子どもたちへの正しい学びの場としてのセンターの礎を作ってくださいました。

Hさんはふれあいセンター最古参として大動物の動物福祉の向上になくてはならない存在でした。勉強家で飼養管理に詳しく、NDNが胎内市の樽ケ橋遊園に関わるようになり、特に子ヤギが生まれてからは様々なアドバイスをいただいてきました。いつもニコニコと受付窓口で対応してくださいました。


日頃は1人ひとりの職員さんにスポットが当たることはあまりありませんが、多くの職員さんの力でセンターは運営されています。長年、大変おつかれさまでした。そして、これからのご健勝とご多幸を願っています。










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【 支援物資をお待ちしております!! 】

徐々にですが子猫の保護が増えてまいりました。皆様からのご寄付をお待ちしております。

よろしくお願いいたします。


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