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是非、多くの方に読んでいただきたいです。

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にゃんがたクリニックへの協力に向けて
 
この度、新潟市動物愛護センターで行われる予定の格安不妊去勢事業に協力する旨の登録をした、新潟市開業の獣医師・浅井厚です。
 
資金集めのクラウドファンディングが、順調なようで何よりです。
 
今回協力するに至った経緯について、書かせていただきます。
 
 
一部の獣医師たちが事情のある猫に対して、以前からボランティア的に格安の不妊・去勢手術をしていることは知っていました。それは意義のあることと思っていたところではありましたが、正直私が関与する取り組みとは感じていませんでした。
 
その理由としては、真剣に生命と向き合うにあたり「術前の検査や正式な麻酔とは言えない状態で手術を行うなど医療としてあり得ない」と考えていたからです。
 
自院では、現在でもその信念は変わらないです。
 
しかし事情があるケースでは、細かいこと言わずに・費用もかけずに緊急になんとかしなくてはならない、そんな場合もあるのは事実です。
 
たまたま新潟市獣医師会から案内メールが届き、「動物保護団体と新潟市・動物愛護協会・獣医師会が協力しあって、これ以上かわいそうな猫が増えないように協力しあうことになった、協力者を募集します」との内容でした。

 
この連絡を読んで、普段から手抜きをしないきちんとした動物医療を!と考えていた自分に、なぜか「これはこれで必要だよね・・・」という感覚が芽生えました。猫にボランティア手術=プロに手抜き手術をやれってか?くらいに考えていたので、自分でも意外なくらいの感覚でした。
 
私も30年からの経験を重ねてきて、全てが理想論で進まないことは多々体験してきました。
 
そして獣医師を志した原点を振り返れば、少年時代にかわいそうな動物たちを何とかしてあげたい・・・そういう気持ちがあったと思うところです。
 
今の私は、普段の診療はしっかりやる・この取り組みは別回路でやる、頭の中でギアチェンジして取り組む、そのような感覚で開院の日を待っています。
 
まあ時々なら自分の休みを使って協力してもいいかな〜くらいの感覚で、協力する旨の返信を出しました。その流れで、大阪にある不妊去勢の専門クリニックへ2月に研修に出向きました。
 
衝撃でした。これ以上かわいそうな猫を増やさないために、信念をもって取り組んでおられました。
 
獣医師として、猫たちの悲惨な状況を防ぐために協力することは、社会的なニーズからしても重要な柱だと感じました。
 
協力してもいいという同業者も複数人出てきたようですので、同じような気持ちのある獣医師がいることでなんとかこの事業を成功させたいと思っています。我々獣医師は、安全に手術が行えるよう最大限の協力をいたします。
 
ただどうしてもある程度の経費はかかりますので、皆様の賛同とご協力をお願いしたいと思っております。
 
新潟市獣医師会 浅井厚(獣医師・医学博士)






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「にゃんがたセンタークリニック 猫の不妊手術専門の病院」

クラウドファンディング ネクストゴールに向けて!

募集期間:2月14日(水)13時〜4月5日(金)23時
https://readyfor.jp/projects/nyangata-center2024



(一社)新潟県動物愛護協会
https://www.niigata-douai.com/cont12/main.html


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