3月20日(水、祝) 台東保健所主催で「おひとりさまと高齢者と多頭飼育問題~新潟の取り組み」をお話しました。






これは、第19回地域猫講演会です。なんと19年間も地域猫の理解を深めて人と動物の共生を目指していることに驚きました。台東保健所は上野にあり浅草や谷中などの下町があります。昔は野良猫や出入り自由の飼い猫が大変多かったそうです。しかし、地域猫ボランティアの育成と実践の結果、6年前から殺処分ゼロを達成しており、地域猫問題はほぼなくなったそうです。

代わって問題となり始めたのが多頭飼育崩壊です。猫の数が減ったことで、問題があぶり出されたとのこと。日本の野良猫対策の先進地で、環境省のモデル事業の実施自治体でもある台東区で、果たして新潟の活動がお役に立つのかと思いながらの訪問となりましたが、多頭飼育崩壊の現状と、新潟で着実に実績を積んでいる官民連携、多機関連携は多くの方に関心を持っていただくことができました。






台東区では、一般の飼い主さん向け、福祉関係者向け、終活を考える心構えのための資料を作成しており、問題が起きる前の取り組みを始めています。早期発見、早期対応が何より必要です。

来場された中には、NDNが長年、猫の捕獲機購入でお世話になった地域猫のパイオニア、猫だすけの工藤さんご夫妻もいらっしゃいました。にゃんがたセンタークリニックのお話もすることができ、エールを送っていただけました。

猫の手募金会計担当のスタッフ佐藤真奈美さんと岡田でお伺いしましたが、むしろ、私たち自身に学びの多い機会になりました。行政の方々の「熱量」にも驚きました。近隣の動物愛護関係の自治体職員さんもボランティアで参加されていて、官民ならぬ、官官連携も知ることができました️。実りの多い時間をありがとうございました。     (NDN 岡田朋子)













 

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