研修記①では、手術の流れをご紹介しましたが、今回は啓発活動についてお話しします。
クリニックでは猫の体重1kg前後から手術を行っています。また、発情・妊娠のリスクがある生後5ヶ月までに手術を終えることを推奨しています。一般的には、生後6ヶ月以降と言われていますが、それでは遅いと考えられています。
院内には、マンガを描くのが得意な橋本さんの手による可愛らしいイラストのポスターや絵が貼られていました。多頭飼育崩壊、野良猫をめぐるトラブル、不適切な飼育などの深刻な問題を、カラッと明るく発信するところに、笑顔で語る姿勢の大切さを教えていただいた気がしました。
獣医師として手術をするだけでなく、不幸な命のない社会に変えていくという信念を伝えながら活動されている姿に、大いに刺激を受けました。
橋本さん、大門さん、大変お世話になりました!
橋本恵莉子様
(獣医師/一般社団法人Spay Vets Japan 代表理事/Happy Tabby Clinic 院長)
岡田様とは、ペット防災サポート協会様の勉強会で講演させていただいたのがきっかけで知り合いました。
そしてクリニック立ち上げ運営に携わる獣医師や行政職員さんと、Happy Tabby Clinicに研修に来ていただいた際に、過去の災害時の経験や、今回のクリニック立ち上げにかける熱い想いを関係者の皆様からお聞きし、とても感銘を受けました。
なにより、民間の獣医師とボランティア、そして行政が想いを一つにし、実際にそれを形作ろうと協働している姿が、是非全国の先駆けとなって成功してほしい、モデル事業の一つだと思いました。
これから、新潟県中の多くの獣医師達も参加され、新潟県の過剰繁殖問題対策を牽引する事業になりますよう、成功とご活躍をお祈りしております!
「にゃんがたセンタークリニック 猫の不妊手術専門の病院」
クラウドファンディング ネクストゴールに向けて!
募集期間:2月14日(水)13時〜4月5日(金)23時
https://readyfor.jp/projects/nyangata-center2024
(一社)新潟県動物愛護協会
https://www.niigata-douai.com/cont12/main.html
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【 支援物資をお待ちしております!! 】
徐々にですが子猫の保護が増えてまいりました。皆様からのご寄付をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。