ツキノワグマは絶滅危惧種であり、保護動物という扱いですが、
実際は大変、多くが駆除されているのが現状です。

これをさらに駆除しやすい「指定管理鳥獣」にしよう、
という動きがあります。

最近の急速な温暖化や異常気象、大規模災害に、
私たち自身も、将来を心配に思う方が多いと思います

何の関係もない、野生動物たちが
不幸にも巻き込まれているとも言えるでしょう

では、野生動物とどう向き合えば良いのか。

残念ながら、日本には野生動物に関する
しっかりした仕組みがありません。


増えたら駆除

絶滅しそうになると保護

科学的な研究や、人材育成も遅れています


大切なのは、人と野生動物の住み分けで、
新潟県はゾーニングによって、共生を図るとしていますが、
一方で、「指定管理鳥獣」への働きかけもおこなっています

物言えぬ野生動物の命を奪うだけの取り組みは、
戦争の愚かさを繰り返す人の愚行と重なります

安易に拙速に結論を出すのではなく、
しっかり検証して、何に重点を置くのか
今こそ、考えるべきではないでしょうか


熊森協会から署名協力の依頼があり、
思うところを書かせていただきました

私自身、野生動物については素人です。

署名以外にも様々な方法があると思います

人にも動物にも優しい社会を目指したいです

文責 岡田朋子


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