いつもNDNの活動にご支援をありがとうございます

今年も猫の手募金に支えられた事例がたくさんあります

相談者は病院の医療相談員でした。
入院を繰り返している60歳代の女性より自宅に猫が14匹いる、
近所に餌やりを頼んできたが、前回の入院で1匹亡くなっており、心配とのこと。

医療相談員の方よりご本人へ了解いただき、自宅内を確認したところ、
猫10匹が居間、3匹が縁側のスペース、1匹が自室に各々隔離されて
生活、糞尿で汚染され、ゴミが天井近くまで積みあがっている部屋もある状況でした

また金銭的に困窮しており、オス以外の手術は未実施、ワクチン未接種でした。

餌やりをしている方も高齢で、朝夕は大変きついと話します。
また他の近所の方から、女性は外猫にも餌やりをしており、
猫が増えていることも分かりました。




新潟市動物愛護センターと一緒に訪問して、不適切な飼育状況を確認。
ご本人の体調不良は生活環境の悪化も一因で、環境改善も必要。
また生活困窮から猫の飼育継続は困難と考え、
入院中に病院相談員、社協、包括、市愛護センター、NDN、ご本人とカンファレンスを開催しました。

猫の安否確認やご本人の話を傾聴することで関係性ができ、引き取りにも了解が得られました。

結果、自室にいる1匹以外はスタッフが複数回訪問し、奮闘の末に捕獲。
愛護センターが13匹引き取り。(その後、3匹はNDNで保護) 
外の猫は、ご近所の方が快く協力をして下さり2匹をTNRしました。
残り2匹は発見次第TNR予定です





地域の医療福祉関係者と協力して見守ることで、
同じことを繰り返さないよう、切れ目のない支援をしていく必要性を感じたケースでした。

皆様の協力のおかげで引き取り支援、TNRを実施できました。ありがとうございます。
協力してくださった方はその後、他の猫の里親さんになられました。


猫の手募金ではフードの支援を常に必要としています

安価なもので構いませんので、是非、ご協力をお待ちしています


里親さんのもとで幸せになった猫たち!










 

 

 

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【 支援物資をお待ちしております!! 】

徐々にですが子猫の保護が増えてまいりました。皆様からのご寄付をお待ちしております。

よろしくお願いいたします。