ふようちゃん。小さくなって帰ってきました。
もともと小さかったのに、さらに。
子宮蓄膿症がからだをむしばんでいました。
悲しくて悔しくてたまりません。
10年もケージの中で出ることがなく死んだから？
いままで無かった名前を付けたばかりだったから？
前の飼い主が不妊手術をしなかったから？
これからもっとしあわせになるはずだったのに。
保護直後のふようちゃん
ふようちゃんが育った環境
ふようちゃんには、仲間が5匹います。
10年間、ケージにいるとどうなるか？
レスキュー後の健康診断時、
2匹の爪が肉球に食い込んでいました。
これも、爪です。一巻きして貝のようです。
爪の全てが、違う方を向いているネコちゃんもいます。
不妊手術時も、ふようちゃん以外に
子宮水腫が2匹、卵巣や子宮が腫れているのが2匹。
最初は、生きているのか死んでいるのか
わからないほど無表情。
それでも保護して16日目に
5匹全員が自らの足でケージを出ました。
「もう出ていいんだ」とわかったのか
ソロリソロリと行動範囲を広げています。
けれど体の方は、かれんちゃんに血尿、
むくげちゃんに低体重が見られ、
まだまだ治療等に費用がかさみそうです。
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