先日はオルガさんのウェビナーにご参加ありがとうございました。

EUでは、この数年以内に、多くの家畜の飼育環境が劇的に変化して、
「ケージフリー」つまり、ケージによって拘束されない時代に入ります


英語が得意ではない私は同時通訳では分からないこともありましたが、
最後の質問コーナーがとても役立ちました。


食糧の安定と言う理由で、これまで世界中で工場畜産を進めて
いましたが、実は、現行の農業こそが食糧安全を脅かしている。

環境破壊、家畜の飼料生産のための開発、汚染、
全てが持続可能な社会に逆行し、将来的な悪影響となり
甚大な問題を起こすことに気づくべきである。


日本では「アニマルウェルフェアにはケージ飼育の方がメリットがある」
という論調が主流です。
動物同士の闘争を防げるとか、管理しやすいから衛生的だとか。

しかし、私は自分が動物だったら・・・・
絶対に狭いケージで生涯を過ごしたくないと思っています。
じゃあ、どう考えるべきでしょうか?

オルガさんは答えを出してくれました。

「ケージ飼育は動物本来の姿ではない。ケージの方が動物が苦しむ。」


本当に、その通りです!


「動物福祉の基本的な考えの5つの自由は、
負をゼロにすることが目的だが、今は5つの領域(ドメイン)、
よりポジティブな経験をさせるとの考えになっている。

動物たちに肯定的な経験を増やすこと。
より喜びをもたらす環境を作ることが求められている。」

そうです!そうです!

同じ命として、
たとえ、食となる命であっても、


むしろ、食となる命だからこそ、

生きている間に、
より良い環境を整えるのは
私たち人間の勤めだと思います


7月8日にはそんな振り返りも兼ねてAWFCJの
シンポジウムが開かれます。
どなたでも会場にお越しいただけます。無料です。
私も行きます。お待ちしています!

NDN 岡田朋子





 

 

 

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