新潟市内でもツキノワグマの目撃情報が
出ていますが、5月21日(日) 胎内市の
樽ケ橋遊園で日本熊森協会主催の
ちょっと珍しい学習会が開かれました


クマに出逢わないためにはどうすれば良いの?

●クマ鈴をつける
腰のあたりにぶら下げるのが良い。
しゃがんだ動きでも音がよく鳴るからだそうです。

●ラジオはずっと音が流れて単調になるので、
それだけでは、お勧めしない。
1分くらい、掌に空気を含ませるように手を叩く。
両手を口元に添えて高い大きな音で「ホウ」と声を出す。
複数の人がいればおしゃべりをして歩く。



じゃあ、クマに出逢ったらどうすれば良いの?


クマとの事故は至近距離で遭遇すると
起きてしまうそうです

数十メートル離れていたら、
そうっと後退りをすれば良い

近くで遭遇してしまったら、
うつ伏せになって首と頭を守ること
リュックがあれば頭の上に乗せる




クマ避けスプレーは人が風上にいたら
可能だが、全て使い切る必要がある
エアガンも至近距離では絶対に使ってはいけない
不慣れなものを使うより、急所を守る行動を
お勧めするそうです

また、シンナー、ペンキ、酒などはクマを
寄せてしまう。看板を設置すると、その匂いが
誘引してしまうそうです。


クマは視覚よりも、嗅覚と聴覚にすぐれています
1キロ先のハチミツの匂いもわかります

当然ながら、人を襲うために里山に降りてくるわけではなく、
人の暮らしと山の暮らしの境界線が曖昧になってしまい、
クマには人のエリアだという認識がないままに
人の近くまでたどり着いてしまう
山からつながっている川に沿って移動する
ことが多いそうです

参加者の中に、ツキノワグマの牙を
持参した地元の方がいて見せてもらいました。
木の年輪と同じで、牙にも年輪が!
先っぽに黒い筋のように見えるのが年輪です






エントランスでは、クマの糞や夏毛、冬毛の
展示もありました。
持参されてた糞はほとんど木の実で、
臭いもありませんでした

山奥に行かなくてもクマと遭遇するかもしれない時代になりました
まずは知ることから始めてみると、
もしもの時に役立つかもしれません















 

 

 

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