【経過】
娘が再婚するために飼えなくなったと未手術の猫を3匹連れてきたが、自分も1匹飼っており、これ以上の猫を飼うことは難しい。手術費用もないので、里親を探してやりたいと老齢夫婦から相談がありました。
【対応】
生活保護申請を断られたとのことで経済的に非常に困っていました。飼い主が困窮していては猫が困ります。
生活保護を断られた理由が納得いかないものでしたので、同行して相談したところ、受付相談の方によく事情をわかっていただけ、速攻で受給ができるようになりました、
猫の手募金からは、飼い猫を含む4匹の避妊去勢手術などの支援をいただき、2匹が譲渡されました。飼い猫以外のもう1匹は眼と耳の皮膚炎が酷かったですが、治療させていただき見違えるように綺麗になりました。
飼えなくなったからと経済的に困窮している両親の元に猫を連れてくる元飼い主は本当に無責任だと思いますが、猫を路頭に迷わせることができずに受け取るしかなかった両親と猫に罪はありません。猫の手募金のお陰で猫も人も救われました。ありがとうございました。
今後の高齢化社会でこのような案件が増えていくと思われます。どうか、今後も猫の手募金へのご支援をよろしくお願いいたします。