治療・去勢手術後にリリースして経過観察としていた猫の体調や
人馴れなどを考慮し、再捕獲して里親さんを探すことにしました。
登録猫番号:22-CN-57
犬歯はこの子にはありませんがカリカリも食べています。
エイズ陽性でしたが里親さんの元で飢えることなく、暖かいご家庭で
可愛がってもらい長生きしてくれるものと信じています。
ただ今、飼い主さん大大、大募集中です!!!
生活環境:
東港西突堤根元の石油貯蔵タンク群、民家もなく、餌は釣り人がくれる
魚だけ、そんな過酷な環境下で生きてきました。
猫像:
ビッグなボディーで、スリスリゴロゴロ。恐らく捨てられたのでしょう。
とても人懐っこい甘えん坊。とっても可愛い猫ちゃんです。現在の写真は
下記。元気を取り戻し目の下も大分良くなりました。
以下保護までの経緯:
4/9、別案件の猫相談対応をしていたところ、相談者さんから“釣りに
行った孫が怪我猫を見つけた。何とか治療できないか“という話があり、
帰宅した孫達とNDNスタッフ総勢6人で現場に向かいましたが、この日は
見つけることができず、翌日の早朝6時から再捜索し岸壁の釣り人達の
少し後ろ、壊れたボートの側に隠れるようにしているところを見つけました。
捕獲後、動物病院に行き捕獲器を覗くと、な、なんと、大量の出血。
猫ちゃんの怪我は左上顎歯根膿瘍でした。
左の上顎犬歯付け根と左目頭少し下に穴があき、膿と血が溜まり、
病院到着時に破裂して、口の中と外から大出血したものでした。
去勢手術、口中口外の穴部分洗浄後抗生剤注入、持続性抗生剤
コンベニア注射、体の洗浄、蚤駆除にフロントラインを再塗布。
翌日のリリース後からスタッフが時々現場に通い経過観察を行い
ました。一時は元気になったものの、ケンカしたのか首に新しい
キズができ、徐々に元気がなくなっていくこの子を見て保護して
里親さんを探すことにしました。
皆さまの暖かいご支援で救われた小さな命。
これからも猫の手募金を宜しくお願い致します。
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【 支援物資をお待ちしております!! 】
徐々にですが子猫の保護が増えてまいりました。皆様からのご寄付をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。