ひよこから大切に育てられ、約1年間卵を産む仕事をした鶏達。

家畜ですから、その命は最後には肉として私たちが頂くことになります。

ブロイラー(肉用鶏)として育てられたわけではないため

ほとんどがミンチや加工品にされるとのことですが、

今の仕組みだと村田さんがお金を出して鶏を引き取ってもらう形になるのそう

 

どんなに大切に育てられても、その価値を商品として付加するためには

農家さんたちが努力や負担負わなければならない

という現状がここにもあり、もどかしさを感じました

 

 

1個80円。

高いと思いますか?

 

鶏は1日に一個しか卵を産めません。

 

オムレツ、茶碗蒸し、ケーキ。

私が食べた今日の食事には何個の卵が使われていたのかな?

 

 

巣箱に卵を取りにいくと、鶏たちはさまざまな反応をします。

さっと逃げる子

怯えて固まる子

威嚇して手を突つく子

 

それでも卵を取るために母鶏のお腹の下に手を入れると

そこには大切に守られていた、あたたかい卵があります。

(バタリーケージで卵を産むと即座に転がり落ちる

仕組みになっていて、卵をあたためることはできません)

自分が産んだ卵を守る気持ちは、当然のことです。

彼女自身が産んだ以外にも幾つもの卵があることも

 

「ありがとう。ごめんね。大切に食べるね」

卵ひとつ取り出すたびに、母鶏たちに感謝の気持ちが湧きあがり

いただきますのその前をもっともっと知りたいと思いました。

 



 

余談ですが、

村田さんはすてきな手書きの「クローバーの丘便り」を発行しています。

その中ので、農場周辺の里山が農作業の効率化などの理由で

無作為にナンセンスに伐採されてしまうことに憤りを感じている、

と書かれていました。防風林としての役割や、景観美や、

野生の小さな命達の生きる場所も奪ってしまうから。

愛犬とのお散歩コースものっぺらぼうになってしまったのだとか。

 

一つ一つが、環境に多大な影響を与えるのが人間の経済活動です。

せっかくなら良い影響を与えられるような

知識と配慮を身に着けていきたいなぁと思います。

 

https://honestfood.jp/blogs/producer/murata





 

 

 

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