今年の1月〜3月にスタッフブログに掲載していただいた、ちくわの里親です。
ちくわが昨年11月3日に仮譲渡で我家に来てから1年が過ぎました。
ちくわは、1月に生後5ヶ月でFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症。
異変に気付いてから数日で神経症状が進みました。
かなり重篤な状態になり、大雪のなか往復7時間以上かけて、他県の病院を受診しました。
4月に84日間の日本ではまだ未承認の新薬による治療を終え、6月には最後の検査結果もほぼ良好で、FIPをひとまず寛解しました。
5月に発情期を迎えるも、経過観察中のため避妊手術が受けられず、ちくわも私も辛い日々がありました。
今は避妊手術を終えたものの、尿検査で尿中の結晶量が多く療法食に切り替えたり、肝臓の数値が基準価を上回っていたり、まだまだ手放しでは喜べず、定期的に近くの動物病院で検査を受けています。
普段のちくわはとても元気で、食欲旺盛。
1回分の食事を、数分でペロリと完食する食いしん坊です。
体重は3.8キロと女の子なのに、ちょっとポッチャリさんになってきました。
ちくわはFIPの影響で、もしかしたら他の子より長生きできないかもしれませんが、私が座っていると膝の上に躊躇なく乗ってきたり、私の腕枕や体に密着して一緒に寝たり、甘え上手なちくわにいつもキュンキュンさせられ、ちくわと過ごす何気ない毎日に幸せを感じています。
ちくわの命を繋いでいただいたNDN関係の皆様に、改めて心から御礼を申し上げます。
最近、ちくわと同じFIPを発症し、投薬治療中の茶々丸ちゃんのことを紹介させて下さい。
茶々丸ちゃんの飼主さんは、ちくわのInstagramのフォロワーさんです。
先日、茶々丸ちゃんの飼主さんからDMを通じてFIPのことで相談を受けました。
連絡を取り合ううちに、偶然にも飼主さんが新潟市在住で、NDNのボランティア経験があると知りました。
84日間連続で同じ時間帯の投薬や、定期的な検査のために茶々丸ちゃんを連れて、片道4時間かけて他県に行かなければならないこと。
私にも飼主さんのご苦労が分かるだけに、どうしても他人事とは思えません。
ちくわがたくさんの方々から助けて頂いた恩返しを、微力ながら、茶々丸ちゃんのために出来ればと思います。
FIPと闘っている茶々丸ちゃんのことを皆様に少しでも知って頂けたら幸いです。
私ひとりでは限界があります。
皆様の温かい応援やご支援を、どうぞ宜しくお願いいたします。
茶々丸ちゃんのインスタ
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ぜひ、ご覧ください。