愛護センターと協働して取り組んでいる事例です。
オスメス2匹の猫を貰ってきたことが始まりでした。
元々動物好きな方なので、野良猫にも餌をやっていたところ、
近所からの苦情があり、全部を室内に入れました。
しかし、避妊去勢手術をせずにいたために、どんどん猫が増えてしまい、
数年で24匹になってしまいました。
初めの数匹のうちに手術をしていればよかったのですが、
こうなるともう経済的にも手術不能な状態になってしまい、
手術ができない→猫が増えるの悪循環となってしまいました。
今年も子猫の時期となり、その悪循環の結果、子猫が16匹生まれ、
全部で40匹にもなってしまい、どうにかしなければならない状態になりました。
愛護センター=殺処分と思い込んでられたので、まずはその誤解を解き、
最優先課題はこれ以上増やさないこと。
しかし、24匹もの猫の手術費用、譲渡のための16匹の子猫の検診やワクチン代など、
高額な医療費が必要となります。
そこで、猫の手募金からの支援をお願いしました。
殺処分されないと理解されたご当人からも協力していただくことができ、
大人猫の手術はスムーズに2回に分けて行うことができました。
子猫16匹を保護しておくスペースが現場のお宅にはありませんでしたので、
スタッフ数人が分散して保護することになりました。
しかし、スペース的に高密度で猫がいたため、落ち着いて育児をする環境になく、
そのためか母乳が足りず、ほとんどの子猫が栄養不足でした。
自力で体温を上げることができないために低体温、
離乳食も自力で食べることができず、半数以上が入院となりました。
述べ9匹45日になる入院費も猫の手募金からご支援いただき、
小さな命を救っていただきました。
あのままでしたら、ほとんどがダメだったと思われます。
残念ながら1匹は間に合わず助けることができませんでしたが、
元気になった子猫たちは、今、譲渡会に参加したり、仮譲渡に行っています。
15匹もの命を助けていただき、
さらに猫が増えるという悪循環を断ち切ることができたのも猫の手募金のお陰です。
ご支援、誠にありがとうございました!
どうか、今後ともご支援を賜りなすよう、よろしくお願いいたします。
【猫の手募金】
郵便局振込口座 00500ー1ー73548
口座名:新潟動物ネットワーク
お手数ですが、通信欄に「猫の手募金」とご明記ください。
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【 支援物資をお待ちしております!! 】
徐々にですが子猫の保護が増えてまいりました。皆様からのご寄付をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。






