家畜伝染病予防法の改正に伴う

放牧の危機について関心を寄せてくださった
みなさま、ありがとうございました
 
6月23日締め切りで時間がありませんが
もう1つのパブリックコメントにも
ご協力いただければありがたいです
 
今回は、畜産動物たちを適切に
管理・指導していくための指針への意見募集です
 
 
家畜を適正に管理するための
肝心なポイントに
「アニマルウェルフェアの推進」が
含まれていないのです
 
 
外部からどんなに遮断を行なっても
感染対策には限界があります
 
動物たちが生き生きと過ごすことで得られる
メリットにも目を向けて欲しいと思いませんか?
 
 
飼養衛生管理指導等指針案の中に、
是非、以下の1点だけでも要望をお願いいたします
 
*********
 
「アニマルウェルフェアの向上による
家畜の免疫力の増進も、飼養衛生管理の
大切な要素として明記してください。」
 
*********
 
 
 
飼養衛生管理指導等指針案への意見 
 
 
締め切りは6月23日です
 
どうぞご協力をお願いいたします
 
 
 
関心のある方へ・・・
もう少し詳しく補足します
 
この指針案には、
日本における家畜衛生上の課題が挙げられています。
 
*11P  iii)生産性向上を阻害する慢性疾病の低減
 
致死的ではないけれど、家畜を飼養する上でデメリットと考えられる症状(疾病)
の認識や理解に努め、原因を追及することと書かれていますが、
原因の1つである家畜のストレスについての明記はありません。
 
*11P iv)動物用医薬品の適正な流通・使用と薬剤耐性に対する認識の向上 
 
私たち消費者は「抗生剤を使っていない」畜産品
を購入することができますが、
広い畜舎や本来の行動を取ることでストレスを軽減していることが
科学的にも知見が得られています。
しかし、ここでもアニマルウェルフェアのことは書かれていません。
 
 
*12P (2)肉用牛経営では、 開放型の畜舎が飼養衛生管理上、
閉鎖型の畜舎よりも劣っているとか、母子同居による母乳哺育が
感染病の原因になっていると書かれていますが、
ここでもアニマルウェルフェア的な側面からの考察はありません。
 
 
13P (2)肉養鶏農場でも同じく、開放型鶏舎や放牧などの野外飼育が
ウインドレス鶏舎より劣ると書かれていますが、
野生動物の侵入防止の観点からしか述べられていません。
 
 
27P page27image3523631728
衛生管理を推進する場として協議会等が設置されることになりますが、
メンバーは家畜の所有者、国、都道 府県、市町村、生産者団体等となっています。
是非、アニマルウェルフェアの観点からも推進、考察できるような
獣医師、学術関係者も構成員に含めていただきたいです。
 
29P
(5)家畜の所有者等に対し、生産性を阻害する疾病に対する認識や理解の向上のため、
 アニマルウェルフェアの観点からも助言するよう努めること、と明記していただきたいです。
 
 
パブリックコメントのフォームの中に指針案の詳細が出ています。
お時間ある方はどうぞ読んでみてください。
 
 

 

 

 

 

 

 

NDNバナー*****  支援物資をお待ちしております!!  ***********

徐々にですが子猫の保護が増えてまいりました。

皆様からのご寄付をお待ちしております。

こちらをクリックすると随時必要な物資が確認できます➡

いつも助けていただき本当にありがとうございます。