春の不妊去勢キャンペーンを利用して、2カ所のTNRに取組みましたが、そのうち、23匹の保護とTNRを行った集落の方から寄稿していただきました。

参考になるエピソードが満載です!



 〜20年来の困りごとが解決しました〜


私たちはとても困っていました。

常時15頭〜30頭の猫によるマーキング、爪とぎ。
道路や庭先に糞が落ちているのは当たり前。
作業倉庫での出産とその後の汚物臭やノミの発生、そんな状況が20年あまり続いていました。

原因は1軒の多頭飼育崩壊。
始まりは拾ってきた数匹かららしいのですが、宅内での置きっぱなしの餌と出入り自由な環境なためか、気がつくと見知らぬ捨て猫も加わって世代交代を繰り返していました。

集落役員で適正環境での飼育をお願いしたり
動物保護管理センターから毎月訪問指導してもらっても改善されないのは、”完全室内飼いや不妊手術をするには構造的、金銭的にも難しかった”のだと思われます。

苦情を訴えても変わらない状況に、近隣の我慢も限界のようで、飼い主さんの玄関前に猫の糞が撒かれたり、お墓に落書きされたりという報復的行動も起きてしまい、飼い主さんも集落の中で孤立化していきました。

そのためもう我々だけではどうにもならないと判断しNDNにお願いすることになりました。

NDNから支援を受けるにあたり、
私たち集落は以下の認識を共有するようにしました。

NDNスタッフの無償の手間やそこに集まる善意の寄付のおかげで解決へ向かえること
・問題点や解決方法を共有し、皆が問題の本質を理解するよう心がけること
・飼い主への”モラルの強要”だけでは解決せず、”理解と支援”も必要であること
・すべてをNDN任せにしないで、私たち自身も積極的に参加行動すること
・集落全体での猫への見守りと、近隣と飼い主の関係再構築が一番の再発防止となること

動物保護管理センターにも連携してもらい
全頭の不妊手術と猫トイレの設置指導をしていただいた結果、実質3週間で糞尿被害が激減(90%減)し、猫の活動範囲が狭まったのか「猫はどこにやったの?」と尋ねられたり(みんな手術後帰ってきてます)、「猫問題が無くなる日が来るなんて夢みたい」といった声が聞かれたりしています。

また今後のレクチャーをしてもらったので
飼い主さん自身も積極的に環境維持に勤めています。
そしてなにより、集落からも多くの理解協力者が参加したためか、飼い主さんとの挨拶や会話も増えました。
NDNが早期に介入してくれたお陰で短期に解決することができとても感謝しています。
今後はみんなで再発防止に努めて参りたいと思います。
本当にありがとうございました。

新発田市 石井光晴

参考メモ
・捕獲と保護:成猫16頭、仔猫7頭(他、中絶7頭あまり、年齢や体調から手術不要3頭)
・集落での猫問題での役員会合と全体会合:5回
・回覧板による告知や状況報告:5回
・集落からの理解協力者:13名


 集会場での話し合い



回覧板にて町内全員に周知


住人有志による一斉清掃


トイレを設置、猫たちも気持ちよく使っています


捕獲の様子


 

 

 

 

 

 

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【 支援物資をお待ちしております!! 】

徐々にですが子猫の保護が増えてまいりました。皆様からのご寄付をお待ちしております。

よろしくお願いいたします。