新潟市に動物愛護条例ができて約2年。
殺処分ゼロに向けて数値目標も発表されました。
飼い主のいないメス猫助成金も今年度から1万円に増額されました。(今までは6000円)
もうすぐ、「地域猫」モデル事業もスタートします。

このタイミングで理解を深めることで、更に新しい動きが

見えてくるのではないかとの期待を胸にして、
10月15日(木)「殺処分ゼロ」に向けて、新潟市議有志と
動物愛護に関する初めての勉強会・意見交換会が行われました。
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数名でも来ていただければ・・・と思っていたところ、
なんと14名もの市議が参加! 
こんなにたくさんの方が動物愛護に
関心持っているのは素晴らしいことです。予定を超えて
1時間半ほど動物愛護について語り合うことができました。

NDNでは活動を通しての動物事情を30分ほど説明しました。
犬猫の殺処分の現状。なぜ、多くのペットが捨てられているのか。
猫を巡るさまざまな問題、新潟市の助成金増額で効果が出ていること、
ペット防災の取り組み、こどもたちへの命の教育の大切さ、などなど・・・。

動物愛護センターからは、新潟市の取り組みについて説明がありました。
平成16年度は1161頭だった殺処分を
平成36年度には340頭まで減らす目標であること。
犬の殺処分は毎年10頭ほどで全国的に見ても大変少ないが、
猫は収容される数が1000頭近く横ばいなこと。
今後は適正飼育や終生飼養の啓発の他、野良猫不妊手術の推進、
地域猫活動への支援を行うこと、これまで以上に譲渡活動も進めるそうです。

市議からは、「猫算」という言葉があることをはじめて知った、
こんなに猫は繁殖力が旺盛だとは驚いた、という率直な感想から、
実際にのら猫に迷惑している人に地域猫をどんな風に説明すれば良いのか、
という質問もありました。また、ペットの大量販売がもたらす危惧の声も聞かれ、
移動販売の問題点について説明しました。

こちらからは、災害時の避難所や仮設住宅でのペット飼育者への配慮や、
多頭飼育崩壊では事例によっては経済的問題や心の問題など
福祉分野とも連携して欲しいことなど意見を出しました。
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中山均さん、加藤大弥さん、石附幸子さん
吉田孝志さん、深谷成信さん、内山航さん、山田洋子さん
佐藤耕一さん、山際務さん、青木学さん、内山則男さん、
小野清一郎さん、串田修平さん、南まゆみさん (順不同)

参加してくださった新潟市議のみなさま、どうもありがとうございました!