東日本大震災から4年が過ぎ、
南相馬市の仮設住宅係から、当時、保管していたさまざまな備品を
片付けているので不要になったケージ類を引き取りに来て欲しいと
連絡があり、5月4日に行ってきました。

途中、新しい橋が建設されていたり、
町に人が戻り、車の往来も多く活気があった一方で、
至る所に除染後の土を入れた袋が置いてあり
原発事故の影響をひしひしと感じました。

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お休みにも関わらず職員さんが対応してくださって、
備品保管先の廃校になった小学校に向いました。
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入り口のガラス戸にくっきり残る津波の跡。
海岸から1キロ離れた学校まで
大きな漁船が運ばれてきたそうです。
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保管されていた備品を車に積み込みました。
当時を思い出して感慨深いものがありましたが、
現在、仮設ではペットについて大きな問題はないとのことでした。
 
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地元で有名なおそばやさんでランチをいただきました。
是非、行きたかった福幸商店街はあいにくお休みでしたが、
このお店も大変賑わっていて、とっても美味しかったです。
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久しぶりに小池長沼の仮設にも向いました。
当時、月岡温泉にわんちゃんと一緒に避難した飼い主さんにお会いしたり、
懐かしいシロちゃんに再会して飼い主さんに今の状況を伺いました。
「まさか、4年もここにいるとは思わなかった。」
と、おっしゃっていました。
ここに住む多くの方の自宅は線量が高くて戻れないそうです。
 
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現在、建設が進んでいる災害復興住宅のうち、
一戸建はペットとの同居が可能です。
ペットと離れることなく生活することができる体制を
きちんと整えてくださった南相馬市には感謝です。
 
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帰りは2月に開通した高速を利用しました。
各地に線量計が設置されており電光掲示板で表示、
原発に近い場所では5マイクロシーベルトを超える放射線量がありました。
本当の復興を心から願っています。
 
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