昨日3/2(日)、新潟市動物愛護協会主催の「にゃんこと暮らすセミナー」があり、NDNもお話しさせていただきました。

毎年行われるこのセミナー、今年は「猫好き協力者を求む!!~新潟の殺処分ゼロを目指して~」と題し行われ、定員を越える70名近い方が参加されました。









第一部はNDNが制作した「こねこひろっちゃった」のDVD鑑賞と、大杉りささんの体験談でした。
大杉さんの体験談では、不妊去勢手術をして地域猫として育てたトラちゃんとその家族のことや猫を保護したときのお話をお聞きしました。一人の主婦としての体験談、すごく身近に感じられてよかったです。



第二部はパネルディスカッション。
保健所からは過去のデータ、
動物愛護協会からは助成金制度を中心に協会の活動を、 
白根動物病院の先生は猫を拾った場合の各病院の対処法など、アンケート結果の説明や想いをお話されました。
NDNからは過去のデータとお手伝いできることをお話しました。


全体に、猫問題の方向性を具体的に考える機会になったように思いました。
 
下の3つのグラフは保健所のデータです。 都市部で猫の苦情や持ち込みが多い結果になりました。保健所は年間100から150頭程度の譲渡実績です。












下の2つのグラフはNDNのデータです。4月に助成金相談、以後、11月まで里子相談が続きます。猫の里子登録は7月がピークで春子と秋子の2つのピークがあります。昨年は1年間で310匹の登録があり、283匹に里親さんが決まりました。 (分析は次回の会報に詳しく載る予定です。 )








今回のセミナーで「どんな子でも、頑張れば決まる」と大杉さんやNDNからお話しさせていただきました。譲渡会に参加してる子をみていると、それがよく実感できます。子ねこちゃんはもちろん、大きな子や少し人見知りな子も、障がいのある子も、根気強く譲渡会に参加して下さる保護者さんのおかげで、優しくむかえて下さる方に出会えます。

これから野良猫ちゃんのもとに子どもが産まれる季節です。
いつか、新潟が殺処分ゼロになることを願い、これからも活動を続けていきたいと思います。

ご支援、ご協力をよろしくお願いします。



にゃんこと暮らすセミナーのスタッフで記念撮影足あと

Android携帯からの投稿