NDNフェスで開催される「震災で消えた小さな命展」主宰のうささんが 下見のために10月14、15日と新潟に来県されました。

うささんは淡々とした語り口の中に信念のある素敵な女性でした。初日は遅い時間でそのまま月岡温泉に泊ま り、瓢湖の白鳥たちに会いに行ったそうです。 

うささんのブログ http://chii-ten.blogspot.jp/

翌日は朝からメディアシップ日報ホールの展示確認、新潟日報の取材が入りました。担当の記者さんは、うささんのお話を聞いて涙だったそうです。スタッフ3名で昼食をご一緒して顔合わせ、その後、読売新聞記者さんの取材もありました。

震災では多くの方がペットを失いました。うささんは自分に何かできることはないかと、震災後に東北各地を回ったそうです。そこでは、人の命が優先という遠慮からペットの話もできず、ようやく話ができても、「自分だけが助かった」と自分を責める言葉 ばかりの飼い主さんの姿があったそうです。

「亡くなったペットたちは飼い主さんに悲しんだり自分を責めて欲しくないはず。亡くなったペットたちは飼い主さんに笑顔になって欲しいと思っているはず、飼い主さんにイラストをプレゼントすることで笑顔を取り戻して欲しい」と思ったそうです。

全国を巡回したイラストは、最後は飼い主さんの元に届けられました。受け取った飼い主さんは、みなさん、「お帰り」と言って、イラストを受け取ったそうです。

震災で消えた多くの命が、人であれ、動物であれ、その命を想う人にとっては全て等しく大切な命だというメッセージが改めて心にしみました。 うささんは大変お忙しくて11月4日には来られくなったのが残念です。

NDNでは震災から防災への3年間の総まとめ のフェスティバルになります。わずか1日の開催がもったいないくらいですが、お時間のある方は、是非、足をお運びください。

映画は500円(高校生以下無料)、イラスト展は無料です。

お待ちしております。





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