譲渡コーナーは子犬と子猫が30匹以上参加していました。年々、少しずつルールも改善されて、今年は「室内飼育と不妊去勢が条件」と書いてあり、期待しました。

参加したほとんどが飼い猫の産んだ子猫で、子犬も参加していました。



わずか生後8日目の子猫を勝手に連れて来た方もいて、センターは責任を負わないことを条件にブースに出しており、結局、幼過ぎて1匹も決まらず、みんなが触り放題でした。

そして、開始早々に黒子猫が1匹会場外に逃げ出し行方不明に!!
参加のブルーのリボンと番号札をつけたまま会場の外に逃げて行った姿がはっきり目に残っています。
そして、子猫を探している間にも、 動物愛護協会ボランティアスタッフがケージ から出して触らせて、来場者に子猫を抱かせおり、あまりに無責任、安易で、びっくりして注意しました。
そうしたら、「みんなやってる。」「抱っこさせなければ決まらない」と返事が帰ってきました。
また、キャリーケース持参の里親さんは数名しかおらず、あとは手ぶら。 譲渡の際の段ボールも急遽、用意していただきました。
来場した方からは、佐渡ではまだ子猫が産まれたら海に流したり、山に捨てたりする人が多く、そんな子猫が崖に引っかかっていたのを保護した話も聞き、残念ながら、佐渡では不妊去勢手術や室内飼育についての理解はまだまだだと感じました。
改善が必要なことを担当職員さんにはご相談しましたが、刹処分ゼロを目指す新潟県として、日頃の啓発活動はもちろんのこと、動物愛護フェスティバルのような場を有効に活用して欲しいと思います。
猫は、繁殖力が旺盛で、あっという間に増えてしまいます。飼い主のみなさんは、是非、不妊・去勢手術をお願いします。
文責 岡田
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