産経新聞出版から、上記の書籍が刊行となりました。私は監訳と解説を担当しています。本書は、「トランスジェンダーの人々の人権を否定するもの」といった論調で批判されてきましたが、政治的なメッセージを含むものではなく、このテーマに関する医学的な「総説」に近いものになっています。医学論文から引用も多数あり、重厚な内容のものです。本書には精神医療、あるいは心理カウンセリングに関する重要な指摘があり、多くの方に手に取って頂きたいと考えています。