AKB48“モウソウ馬鹿” -37ページ目

AKB48“モウソウ馬鹿”

ブログの説明を入力します。

11129988_163x291.jpg

オオバミナは、同期のヨコヤマユイと対峙している いったいアーカーベーとナンバで何が起こっているというのか イリヤマアンナがシロマミルを可愛がっているという噂は聞いていた だからといって、シロマが台頭してくる理由にはならないだろう オオバは、アーカーベーの人脈図に詳しくない そこで、ヨコヤマを頼ることにした ヨコヤマは、エヌに在籍した経験があり、ヤマモトサヤカと親密である シロマについても、詳しいかもしれない また、 イリヤマとは、共にエーで活動していた 少なくとも、4時代のイリヤマに、権力闘争の匂いなど微塵も感じなかったのだ ならば、エーに異動となってから変わったと考えざるおえない

オオバは、9期生のリーダー的存在だった ヨコヤマさへも一目置いている そのオオバが、わざわざサカエから会いに来たのだ ヨコヤマは、重い口調で、アーカーベーの権力闘争図について語り始めた オオバは、初代4のキャプテンを務めいたのだが、アーカーベーに相応しくない行動をとったとして、謹慎に処せられていた期間があった そして、その期間こそが、権力闘争劇の序章とも呼べるものであったのだ オオバが復帰してすぐに、マエダアツコが卒業を発表する あたかも後輩に道を譲るかのようなコメントが、アーカーベー内にさざ波をたてた 4が結成され、難産であった9期生たちは、ようやく産声をあげる 次世代という言葉がしきりに囁かれるようになり、アーカーベーは神7と9期生が中心になって展開するようになった オオバがアーカーベーを離れている間に、何があったのかは定かでない フライングゲットがレコード大賞を受賞し、アーカーベーは名実共に日本を代表するアイドルグループ
になった 紅白歌合戦で、二百名を越えるメンバーが舞い、アーカーベーの2011年は華々しく幕を閉じたのだ にもかかわらず、マエダが去り、アーカーベーは混沌の時代をむかえる ヨコヤマは、4ができたことが権力闘争に火を点けたと考えていた 普通に昇格していれば、青田買いされることはなかったのだ オオバを中心にまとまる4を掌握するために、アーカーベーの権力たちは、メンバーの争奪戦を始めたのだった ヨコヤマは、オオバのスキャンダルにも疑惑を抱いていた リーダーシップを発揮するオオバが邪魔だったのではないかと 確かに、オオバの謹慎によって、4の求心力は低下した 伸び悩む4の中で、優等生のイリヤマは、悶々とした時間を過ごしたに違いない 彼女の同期に、ナンバに移籍したイチカワミオリがいる 特異なキャラクターのイチカワばかりが注目され、マツイレナのチームメロンパンにも加入することとなった マエダ卒業の噂が流れるようになり、権力闘争は激しさを増す
センター候補として名前があがっていたのが、ワタナベマユとマツイジュリナ シマザキハルカの名前は、まだあがってなかった ヨコヤマは、ケーに所属し、ユウコの戦いを目の当たりにしている エーを愛するタカハシは、マエダの後継者を探すべく奔走していた マエダが卒業を発表すれば、タカハシの求心力が低下することは否めない タカハシは、シノダマリコ、コジマハルナと相談し、ジュリナの獲得に動いた しかし、密偵が、タカハシらの動きを察知し、ユウコが潰しにかかる 上層部とどのような話がなされたのかは、想像もつかない ただ、マエダが卒業発表する前日に、ジュリナがケーに兼任移籍となったことは、紛れもない事実だ

ヨコヤマは唾を飲み込む オオバも寒気を覚えた

ジュリナを盗られたタカハシは、4に注目せざるおえなくなった シマザキハルカをセンターに担ぎ上げる算段を練る ところが、シマザキはメロンパン、マツイレナの舎弟だ 要するに、ユウコの息がかかっていることになる おまけに、同期のヨコヤマもケー タカハシは、イタノトモミに、シマザキを口説くように頼んだとの噂だ 一方、4にもユウコの手が伸びていた カワエイリナは、ユウコに可愛がられると、瞬く間に人気メンの仲間入りをしたのだ カワエイは11期であるから、人脈の恐ろしさをイリヤマを痛感したのに違いない そして、組閣が行われる タカハシの逆襲は、想像を絶するものだった ビーからマユを奪取するという超離れ業をみせたのだ エーのセンターが、アーカーベーのセンター タカハシの情念が、上層部を動かしたということか ユウコは、ジュリナをシノダに渡し、マユを獲るつもりだった そのために、ワタナベミユキをマユに近づけたのだった
カシワギユキとのマユ争奪戦は、熾烈を極めたという タカハシは、カシワギを協調して、マユを横取りすることに成功した その際に、シマザキをカシワギに譲ることを約束したらしい また、タカハシは、4にも人脈を巡らし、カワエイ、イリヤマ、タカハシジュリの獲得に成功した ユウコは、タカハシの動きを探らせるべく、ヨコヤマをエーに送り込む ユウコの右腕になりつつあったヨコヤマが、エーに移った謎がようやく解けた オオバは、シマザキ、イチカワと共にビーに吸い上げられたために、エーとケーの戦いについては疎いのだった
38517240_218x291.jpg

ワタリロウカハシリ隊のメンバーが決まった ワタナベマユ、オオタアイカ、イワサミサキが留任 センターはキモトカノン イワサの同期で、キモトと仲良しのサトウスミレ それから、マユと仲良くなりたいミヤワキサクラと、イコマリナが、本人たちの希望により加入した 半信半疑であったサシハラリノは、実際に集まったメンバーをみて、腰を抜かしそうになる とても、冗談とは思えないメンバーだった このユニットは、上層部に公認されていない、いわば同好会のようなもの メロンパン同盟とさほど違わないが、オオタはマジであった 活動を上層部に認めさせ、CDデビューしたいと考えている サシハラは、オオタが、積極的に動いてくれたことを嬉しく思っていた それに、アーカーベーの大幹部であるマユやイコマまでもが付き合ってくれるというのなら、こんな有難いことはない サシハラは、ナンバが騒ついている今を好機と考えていた 一気にアーカーベーのてっぺんまで
駆け上がってやる 次期総監督は、このサシコ様だ ひとりでぶつぶつ独り言を言いながらにやついているサシハラを、タナカミクとヤブキナコは、見てはならないものを見るような心持ちで眺めているのだった









オオタから、ヤグラを見張るように指示されたミヤワキは、目を疑った 危惧した通り、明らかヤグラは孤立している ミヤワキを見つけたシマザキが、親しげに話し掛けてきた ミヤワキは、シマザキのことが好きなので、嬉しかったのだが、ヤグラと目が合い、背筋が凍る カワエイも寄ってきた 傍から見れば、普通の光景になのかもしれない ヤグラは、自分からぐいぐい行くタイプではなかったから しかし、オオタの考えを聞かされていたミヤワキは、恐怖心を抱かずにはおれなかった シマザキもカワエイも、ヤグラを虐めているつもりはない しかし、シロマとヤグラが対立しているのであれば、イリヤマの目を気にして、ヤグラに近付きにくくなるのは当然のことだ ヤグラの方も、ペンギンたちを遠ざけるようになり、孤立するようになるのだ ただ、ヤグラが、シロマと対立しているという事実はない にもかかわらず、ヤグラが孤立するのは何故か おそらく、イリヤマは、権力闘争劇の渦中
に身を起き始めたんだ 確かに、イリヤマ、シロマともに、仕事が増えている お互いに、パワーを与えあっていると信じてるんだろう ならば、シロマをエーに呼びたいに違いない 結果的に、ヤグラが邪魔になる 我慢できなくなって、ヤグラがきれたら終わりだな かわいそうだが、次世代メンバーから脱落する…









ノギザカのメンバーが立て続けに週刊フミハルの餌食になった マツイレナは、武器さへあれば、編集部に討ち入るのにと、唇を噛み締める 今のレナにとって、ノギザカは心の拠り所なのだ 次世代がどうの、センターがどうのと、くだらない問題に捉われているアーカーベーグループに比して、ノギザカはオアシスのように感じられた 汗臭いジュリナやスダアカリといるよりも、美しいシライシマイやハシモトナナミといる方が心安らぐ センターから下りることができて、せいせいしていた レナは、ふとピアノを弾くイクタエリカに目をやる すると、涙が溢れてきたのだった 可愛がっていたアズマリオンを思い出したのだ 組閣で、アズマはエスに行ってしまった サカエに、アーカーベーに対する愛情がなくなった瞬間だった ミヤザワサエとキタガワリョウハだけは許さない 私のリオンを返して…
37841105_218x291.jpg

ムラシゲアンナから、握手会での件の報告を受けたオオタアイカは、ワタナベマユにカシワギユキの様子を探るようにメールした シロマミルが調子に乗っているのは、後ろにカシワギがいるからという噂が蔓延しているというのだ 実は、ハカタは、ナンバとあまり相性が良くない したがって、ナンバの情報は、ほとんど入ってこないし、興味もなかった しかし、シロマの勢いが急に増してきたことに、オオタは疑問を感じていたのだ マユの話では、カシワギは、シロマの勢いに便乗しただけ 黒幕は、他にいるのではないかという オオタは、アーカーベーに兼任しているミヤワキサクラ、コダマハルカ、トモナガミオに見解を求めた すると、エーのイリヤマアンナが、シロマを可愛がっているという 最近は、シロマが上京してくる機会が増えたため、ますます親密になっているとのこと オオタは、イリヤマのこともあまり知らない オリジナル4で、チームペンギンの一員… ペンギンたちか… オオタは、背中に嫌な汗が流れるのを感じた もし、ペンギンたちがシロマの後ろにいるとしたら
「サクラ、ヤグラ(フウコ)がやばいぞ 確か、ヤグラはエー兼任だろ あそこは、ペンギンの巣窟だ 副キャプテンのナカムラマリコ、それにパルル(シマザキハルカ)、カワエイ(リナ)もいる こいつらが相手じゃ、タカミナ(タカハシミナミ)さんだって、分か悪いだろう…」









ウメダアヤカは焦っていた シロマの勢いが強過ぎる 上層部が加担していることはわかっているが、それだけではなかろう カシワギが支持を表明したのは、シロマが上がってきてからのこと 奴の後ろに、他に誰かがいるに違いない ウメダは、ワタナベミユキに相談した エスの内情を知りたいのだ キャプテンであるヤマモトサヤカがアーカーベーに入り浸りのため、ジョウニシケイとヨシダアカリが、若いメンバーをまとめているという どうやら、カシワギは、ヨコヤマユイのようなリーダーシップを発揮していないらしい この時、ウメダは、ジョウニシとヨシダがワタナベ派の重鎮であることを知らなかったし、ワタナベも敢えてふたりとの関係を語らなかった しかし、これによって、ナンバは泥沼の戦場と化すのである ウメダは、ワタナベに、ビーⅡをてっぺんに導くために協力して欲しいと頼んだ もちろん、ワタナベもビーⅡの一員であり、異論はない ただ、権力闘争は別問題だった
シロマ、ヤグラ、ヤブシタシュウ、シブヤナギサが次世代候補なら、誰につくかによって、ナンバおよびアーカーベーに行使できる影響力に差が出てくるのだ もし、あのスキャンダルがなければ、ワタナベは、アーカーベーを引っ張るひとになる資格を有していただろう そして、アーカーベーの未来のために動いたに違いない しかし、今のワタナベは違う 再び権力を身につけて、アーカーベーのてっぺんに近づくことだけを考えているのだ 例え、それがアーカーベーを破滅に導いたとしても…










タカヤナギアカネから、ビーⅡの内情を聞いたヤマダナナは、目を閉じたきり黙り込んでしまった 自分の愛したナンバが、アーカーベーのゾンビたちに無茶苦茶にされている ヤブシタが可愛いウメダは、シロマと、バックにいると目されるカシワギに切れ、一触即発の状態であるという また、シロマとヤブシタの戦争が1期と3期の代理戦争のようになり、チーム内の雰囲気も悪い 2期は、ジョウニシと仲のよいタニガワアイリがシロマ側につき、ヤグラが孤立しているという ヤマダの頬を一筋の涙を伝うのを見て、タカヤナギ、それにケーⅡリーダーのフルカワアイリは怒りを顕にした そして、今回の組閣で、副リーダーとなった元アーカーベー9期生のオオバミナを呼びつけ、見解を求めた オオバは、シロマの後ろに誰がいるのか見当がついている しかし、言葉を濁すことにした センター交代で、騒ついている今のサカエに、アーカーベーとナンバの揉め事を持ち込むべきではない 決して、自分に飛び火する
ことを恐れたからではなかった オオバもまた、サカエを最後の場所と考えているし、誰よりも愛している 今の私があるのは、兼任時代に受け入れてくれたサカエのファンたちのおかげだと感謝していた オオバは、独り、東京に行く覚悟を決める サカエも、ナンバも、アーカーベーのもんじゃない ファンの皆さんのもんだ…