AKB48“モウソウ馬鹿” -36ページ目

AKB48“モウソウ馬鹿”

ブログの説明を入力します。

39322501_220x220.jpg

サシハラリノ、キタハラリエ、オオヤシヅカ、ナカニシユカは、かつて地方組と呼ばれていた そして、最後の地方組のメンバーこそがヨコヤマユイであった ヨコヤマは、オオバが動き出したことで、ナンバだけではなく、サカエにも火の手が上がったのではないかと考えた ただ、さすがのヨコヤマも、シロマミル、ヤグラフウコの後ろにタカハシミナミがいようとは夢にも思っていない ヨコヤマは、独断で、サシハラに相談した 地方組を利用することはできないかと考えたのだ 自分が動き回ると目立つ しかし、キャラの立つ彼女たちを隠れ蓑にすれば、敵に気付かれることもあるまい 権力闘争図の中心に身を置くヨコヤマは、ナンバの戦火が、やがて自分にも移るに違いないと考えている 従って、地方組との絆はヨコヤマにとってかけがえのない人脈であった 彼女たちを味方につければ、怖いものなど何もない ヨコヤマの最後の相手、それはヤマモトサヤカに他ならない ヨコヤマにあってヤマモ
トにないもの、それが地方組なのである もちろん、ヨコヤマは、本当の意味での地方組ではない しかし、彼女たちは知っている ヨコヤマが、9期生たちがいかに過酷な時間を過ごしたのかということを だからこそ、彼女たちは、ヨコヤマを地方組の一員として迎え入れた ヤマモトやマツイジュリナにはわからない研究生の辛さ サシハラは、サカエもナンバも大嫌いだった ジュリナもヤマモトサヤカも大嫌いだった キタハラは、自分を“元祖次世代”だと考えている しかし、現在の次世代メンバーのように恵まれてはいなかった どいつもこいつもちやほやしやがって ミヤワキサクラがセンターに立つのをみて、キタハラはグループを憂う サシハラの手前、ミヤワキを批判することは差し控えてはいるが、センターの意味をわかっているのか 百年早いんだよ 結局、キタハラは、次世代としての足跡さへ残すことができなかった 朽ち果てるのを、このまま待たなければならな
いのか そんな時、ヨコヤマから声がかかった 始まりの場所、それは地方組 リノリエの恐ろしさを思い知らせてやる オオヤとナカニシは、アーカーベーの4期生で、研究生のオリジンであった 周りを見渡せば、共に戦ったメンバーはほとんどいない 幸せだったかと問われれば、首を縦に大きく振ることはできないが、気が付けば、アーカーベーのてっぺん付近に立っていた 盟友サシハラは、今やグループの顔 そして、可愛がっていたヨコヤマも、アーカーベーを引っ張っている ナカニシは、エスの前リーダーであった エース候補であったキザキユリアを擁し、サカエのてっぺんにまで上り詰める しかし、ユリアを4に盗られ、ナカニシは失脚する 黎明期から共に戦ってきたレナ、ジュリナもサカエを離れ、魂の脱け殻のような場所になってしまった 何が次世代だ 歴史が必要なんだよ ナカニシは、ユリアを思う もう一度、戦いたい そんな時、ヨコヤマか
ら声がかかる ユウコさんは、ユリアを評価してくれているらしい 次世代は、看板でしかない 4を引っ張るユリアこそ、アーカーベーを牽引すべきメンバーだと やってやるぜ エスをぶっ潰してやる ヨコヤマは、ヤマモトサヤカが、誰を立てるのかを考えていた ナンバの次世代といえば、ヤグラ、シロマ、ヤブシタシュウ、シブヤナギサ しかし、ヤグラとシロマの後ろには、誰かがいる シロマは、イリヤマと組んでいるが、おそらくアーカーベーの幹部クラスがその後ろに潜んでいるに違いない ヤブシタとシブヤは、ウメダアヤカが押さえている ヤマモトも、やすやすとは手を出せないだろう あっ、キノシタハルナがいた 現在、ビーⅡに身を置くキノシタは、ナンバの1期生、元祖エヌの最年少メンバーであった シロマと違い、押しのきくキノシタは、ヤマモトサヤカにさへ突っ込みを入れる 美しく、ダンスも上手いキノシタであったが、何故か干されるようになった
ヨコヤマは、兼任時、キノシタのエンドロールを目の当たりにして驚いた ユウコやウメダに引けをとらない切れがある ヤマモトは、ダンスだけなら、キノシタに勝てないと笑った その笑顔を、ヨコヤマは、ふと思い出した ヤマモトは、キノシタを立てるに違いない ナンバの秘密兵器… ヨコヤマは、ユリアを介してミネギシミナミと手を結ぶ算段だ 問題は、タカハシミナミ ミネギシとタカハシが通じているのは当然 1期は1期でまとまるのだろう シノダマリコ、コジマハルナはジュリナを、イタノトモミはシマザキハルカを擁す すると、タカハシは、ジュリナ、シマザキの次に、誰を立てるというのか コジママコは、ミネギシの秘蔵っ子 ムカイジミオンも可愛がっている ヨコヤマは、ミネギシの恐ろしさを痛感した サシハラは、腹黒さでは、ミネギシの方が上だという 勝手に丸坊主になって、研究生に降格し、ミネギシ4を結成した 要するに、次世代メ
ンバーを総取りしたと言える 先の組閣でも、ムカイジを押さえやがった ミネギシがそんなに力を持っているだろうか やはり、タカハシが手を貸していると考えざるおえない ヨコヤマの脳裏に、ユウコの顔が浮かぶ アーカーベーの権力闘争の歴史は、ユウコとタカハシの戦いと言えなくもない したがって、タカハシと手を結ぶことは、ユウコに背くことになる ユウコとミネギシの関係は、どうなんだろうか ユリアは、ナカニシにつく可能性が高い もちろん、後ろに地方組がついているからではあるが ミネギシが、ユリアをどれくらい買っているかによるな ヨコヤマは、来るべきヤマモトサヤカとの戦いに思いを馳せた そして、ヤマモトと共に、てっぺんとったんでと叫んでいたあの頃を、懐かしく振り返った
4Sf1p7.jpg

タカハシミナミが、エムのキノシタモモカにラブコールを送っているというのは、周知のことであった キノシタは、ナンバの1期生であり、奇抜なファッションや言動で注目を浴びている タカハシは、(表向きは)キノシタに会うために、ナンバをたびたび訪れるようになる そして、ヤグラフウコを伴うことが多かった エーの一員であるヤグラが、タカハシのお供に選ばれたとしても不思議ではない また、ヤグラもエムであるので、キノシタとはチームメートでもある しかし、ウメダアヤカはピリピリしていた タカハシは、キノシタに会いに来たらしいのだが、いつもワタナベミユキ、タカヤナギアカネとどこかに消える さすがのウメダも、タカハシの行動をとやかく言うことはできない おまけに、今日は、カシワギユキ、ヤマダナナ、シロマミルも一緒だ ウメダは、ヤブシタシュウ、シブヤナギサ、カドワキカナコを、親衛隊ででもあるかのように従えている 勿論、ミユキやタカヤナギに気を遣って
ではあるのだが、距離を置いているように見えなくもない ウメダは、ユウコにメールをした タカハシの動きが怪しい ミヤザワサエにもメールする ミユキの動きが怪しい アキモトサヤカにもメールする ケーの絆は永遠だよね…





ナンバが、エーとケーの代理戦争の戦場と化すことを、誰が想像しただろうか ケーは、ジュリナとヤマモトサヤカ、ヨコヤマユイが引っ張ることになる タカハシミナミは、天敵に目を付けた 天敵と言っても、本当に潰し合っているわけではない ライバルと言った方がいいのだろうか ジュリナならレナ、ヤマモトならワタナベ、ヨコヤマならシマザキハルカ… タカハシは、ケーと最後の戦いをするつもりである タカハシは、シノダマリコ、コジマハルナ、ミネギシミナミ、イタノトモミ、そしてマエダアツコに応援を頼んだ シノダとコジマは、態度を保留する ジュリナがケーにつくかもしれない ジュリナがてっぺんであるという考えを変えるつもりはないのだ タカハシは、想定の範囲内であるとして、慌てることはなかった エーとケーではなく、自分とユウコの戦いなんだ ならば、マユの動きが気にかかる タカハシは、覚悟を決めた マユは、ユウコを助けに来る そして、マ
ユは、ケーⅣと連携している ユウコ、人脈って、怖いよな ケーⅣを敵に回すのか…





タカヤナギが重い口を開いた
「てっぺんはジュリナさんです ケーⅡは、ジュリナさんにつきますよ レナさんもジュリナにつくに違いありません」

タカハシが優しく微笑む
「そうか… 考えてみれば、私もジュリナを推してたんだ しかし、ケーに盗られた」

「ジュリナさんもエーにいきたかったんです」

「ユウコと上層部が、マリコ、ハルナとジュリナの絆がさらに深まるのを恐れたんだ 確かに、私も悩んだしな しかし、アツコの穴を埋めることができるのはジュリナしかいないと考えた マユは、ビーのイメージが強過ぎたしな」

「ケーは、ジュリナさんを飼い殺しにしました 今回の組閣でヤマモト(サヤカ)さんがケーに移籍したのをみて、ジュリナさんを取り戻そうと考えたんです 失礼でしょう、ダブルセンターなんて なのに、エスのリーダーにミヤザワさんがやってきて 私だって、(キタガワ)リョウハは可愛い しかし、ものには順番ってものがあるでしょう」

確かに、上層部のやり方には疑問が残る ミヤザワ、ウメダがひとかどなのは認める しかし、姉妹グループの幹部として送りこむのはいかがなものか ケー魂を継承させるためという説もあるが、それぞれのチームにだって魂はあるんだ
「ミユキ、てめえの考えを聞かせてくれ」
ワタナベの顔に微笑みはない タカハシは、初めて会った人間であるかのような錯覚に陥った


「私は、センターに立つのは自分やと思ってます しかし、アーカーベーの歴史を考えると、今はジュリナさんでいいんとちゃいますか センターは、アーカーベーの象徴です タカハシさんが、サカエのジュリナさんを受け入れられるのなら、ナンバもジュリナさんを推します」

「そうか… 決まったな タカヤナギ、ジュリナに伝えてくれ アーカーベーのセンターとしての自覚をもって生活するように、とな」
今、一番怖いのは、色恋沙汰である フミハルの奴らが、ジュリナを的にかけるに違いない タカハシは、ミユキを一瞥し、険しい口調で言い放った
「親戚であろうが、同級生であろうが、男に近づくな!」
15294092_218x291.jpg

聡明なイリヤマは、時が来るのを静かに待っていたのだ 青田買いに来た権力者たちの目をすり抜け、状況を冷静に見守っていたのである しかし、それを見逃すほど、上層部の目は節穴ではなかった サヨナラクロールのカップリングで、コジマハルナにイリヤマを託す コジマは、次世代メンバーに人気があった また、ユウコ、タカハシミナミ、シノダマリコといった権力の中枢にも通じている もし、コジマとイリヤマがつながっていれば、権力闘争図の位相が変わっていたのかもしれない 結局、イリヤマは、一匹狼の道を選んだようだ また、サヨナラクロールでは、カシワギユキとヤグラフウコのカップリングも図られたが、上手くはいかなかった どうやら、カシワギが乗り気でなかったらしい 上層部は、なにがなんでもカシワギとナンバを結び付けたかったのだろうか ついには、カシワギがナンバに兼任移籍となった イリヤマは、シマザキがエーに移籍となったことで、アーカーベーを捨てる
決心がついた シマザキが相手では、エーのてっぺんに立つことはできない イリヤマは、シマザキを連れてきたタカハシに幻滅していた アーカーベーの次の足跡は、、エーの自分、ケーのヨコヤマ、ビーのシマザキで刻むつもりだったのだ ユウコの卒業が近づいてくる どうやら、ワタナベマユをてっぺんに立たせることが、ユウコの最後の仕事だったようだ 勝ち逃げとはこのことで、タカハシミナミとユウコ、いやエーとケーの長い戦いは、ビーのマユがてっぺんに立って、終止符が打たれたかのように思われた キボウテキリフレインのセンターに、エーのミヤワキサクラが立つまでは イリヤマは、権力闘争の執拗さに辟易としながらも、自分の甘さを悟る やるしかないな イリヤマは、タカハシに、ナンバのセンターを交代させることを提案した ユウコに一泡吹かせるチャンスではないか エーに兼任しているヤグラを、ナンバのセンターに立たせる そして、シロマミルを強く推した イ
リヤマは、シロマの魅力を熟知している タカハシは、イリヤマの論理的な説明に説き伏せられた ヤグラ独りでは無理だが、シロマと、そのバックにイリヤマがつくなら、ナンバを獲れるかもしれない タカハシは、カシワギに、シロマの補佐を頼んだ ヤグラで下手をうったカシワギは、シロマで挽回しようと張り切る さらに、エヌのジョウニシケイ、ヨシダアカリにも声をかけた 勿論、ワタナベミユキを通して ビーⅡで、ウメダアヤカが動いていることは、タカヤナギアカネから聞いている いずれ、ユウコが出てくるだろう サカエでも、ミヤザワサエが派手に暴れているようだ タカハシは、ケーの亡霊と戦ったいるのだ イリヤマは、吹き出しそうになるのを抑えて、論理的に諭した ミヤワキをセンターに立たせたことで、サシハラリノの協力も得られるに違いない イリヤマは、“ハカタのキモトカノン”のことも、タカハシに話した ケーⅣのオオタアイカがワタリロウカハシリ隊
を再結成し、キモトをセンターに据えているという そこに、マユ、ミヤワキ、イコマリナも参加しているというのだ タカハシの目が爛々と輝き出した これでハカタを、いやサシハラを抑えられるかもしれない ヤマダナナが卒業を決意したとの情報も得ている エムのためにも、ヤグラ、シロマに活躍してもらおうか タカハシは、ミユキを呼び寄せた
「ナンバのセンターは、ヤグラとシロマだ 俺は裏切らないぜ てめえが、ナンバを引っ張れ」