AKB48“モウソウ馬鹿” -33ページ目

AKB48“モウソウ馬鹿”

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チームSの新しいリーダーに任命されたナカニシユウカは、アーカーベーの第一回研究生オーディションに合格し(4期生)、その後、サカエのオリジナルメンバーとなった経緯をもつ アーカーベー時代、5期のサシハラリノ、キタハラリエら地方出身者らとひとつの部屋で共同生活した時期があり、彼女たちは地方組と呼ばれた 今やナカニシは、サカエ全体のキャプテンと言っても過言ではないポジションにある チームSのエース、キザキユリアはナカニシを姉のように慕っており、またナカニシもキザキを特別目にかけていた ふたりの絆は、やがてサカエのてっぺんを巡る権力闘争の引きがねとなるのであった


キザキらが昇格してから半年後、4期生によるチームEが立ち上がる キザキらは、何故3期でチームEをつくらせてくれなかったのか不本意であった 一方、1、2期生の中にも研究生がいるのに、キザキたちが昇格したことに不満をもつ者も少なくなかった キザキたちにしてみれば、1期がS、2期がチームKⅡ、残りと3期でチームEをつくれば問題なかったわけで、1期生と衝突すればするほど、上層部に対する怒りはつのるばかりであった いつかは3期生だけでチームをつくろう、キザキはオギソシオリやキノシタユキコと誓ったのであった


1期の武闘派といえばクワハラミズキであった クワハラはダンスのスキルが非常に高く、エースのジュリナも一目おいていた 義理人情に厚いクワハラが3期生に対してバリアをはるのは当然のことだったが、キザキやキノシタも負けてはいない 運動能力ではクワハラに一歩もひけをとらなかったのだ こうしてチームSは、1期と3期の対抗意識が功を奏して、アーカーベーをはるかにしのぐダンスパフォーマンスチームへと成長していくのである リーダー的存在のクワハラとエースのジュリナのコンビはサカエの象徴となるのだが、ナカニシは先輩風を吹かすこともなく、状況を静観していた 太陽のごときキザキの快活さに魅力を感じたナカニシは、二次元という共通の趣味を介して近づくのである やがてキザキは、チームSのマスコット的存在となり、クワハラにも可愛がられるようになるのだが、ナカニシとの結びつきは特別なものであった ナカニシの後ろ楯があったからこそ、1期生との確執を埋めることがで
きたとも言えなくなかった キザキは明るかったが、笑うことが苦手だった しかし、ナカニシといると笑顔になれる そして、キザキの笑顔には誰もが皆、癒された ナカニシは確信した、キザキはやがてサカエ、いやアーカーベーのエースになれると…
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2009年秋、サカエで3期研究生のオーディションが行われ、キザキユリア、スダアカリ、オギソシオリらが合格した のちにサカエの中心メンバーとなる彼女たちであったが、決して順風満帆な道程を歩んだとは言えない アーカーベーでは3期生によってチームBが結成されたのだが、サカエではそうはいかなかったのだ もし、3期生でチームEが結成されていたら、サカエの歴史は変わっていたに違いない おそらく、オギソたちは辞退せずにすんだのではないか そして、サカエ発アーカーベー最終戦争も起こらなかったのかもしれない

サカエの3期生は、年齢もキャラクターもバラエティーに富んでいた キザキはジュリナと、スダはレナと同級生になる そして、キザキとスダは2010年6月にチームSに昇格した レナがゲキカラになった直後であったのも、何かの縁なのかもしれない ジュリナがアーカーベーのセンターに抜擢されてから、二年近くが過ぎていた 2期生中心のチームKⅡが伸び悩んでいたため、サカエ全体にも勢いが生まれてこない 上層部は、ジュリナをアーカーベーに移籍させる算段をたて始めていた もし、レナがゲキカラになっていなかったら、サカエは解散していたかもしれない そして、ナンバもハカタも存在しなかったかもしれないのだ 総選挙でのジュリナとレナの戦いが注目され、サカエも脚光を浴びるようになる そして、チームSのキザキ、スダ、キノシタユキコ、チームKⅡのオギソ、ハタサワコはすぐに選抜されるようになり、サカエは新しい時代をむかえることになるのだ

話は前後するが、2期オーディションに落ち、サカエから去る少女の姿があった 彼女は京都に住んでいたため、アーカーベーではなくサカエを選んだのだった もし、彼女が合格していたら、アーカーベーの運命は大きく変わることになったであろう 少女の名前はヨコヤマユイ、後にチームAキャプテンになり、アーカーベーを牽引する人物である ユイはすでにいくつものオーディションを受けていたが、合格することはなかった 肩を落として歩くユイの前から、弾むような足取りでキラキラと輝くオーラを放つ少女が歩いてきた ユイとジュリナの視線がぶつかる 微笑むジュリナ ユイとジュリナの視線が再びぶつかるのは二年後、マジスカ学園2のおたべとセンターとしてであった
「あんたは何でそんなに生き急ぐんや」
ユイだからこそ口にすることのできる台詞であった そして、生き急いだジュリナの運命は…
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ユウコは、マジスカ女子学園吹奏楽部(ラッパッパ)部長の役を引き受けるにあたり、四天王のゲキカラ役にサカエのマツイレナを推薦した 他の四天王役には、チームAからコジマハルナ、チームKからイタノトモミ、チームBからカシワギユキと、比較的ユウコに近いメンバーが集められていた 副部長にはアキモトサヤカの起用も考えられたが、あまりにもユウコの色が強くなることを恐れ、またジュリナ問題が収束したことを印象付けるためにもシノダマリコが就くこととなった さてゲキカラ役なのだが、あまりにも過激なキャラクターのため、誰を起用するのかが問題となっていた 他の四天王の格から考えると、ミヤザワサエ、カサイトモミあたりが妥当なのだろうが、イメージダウンにつながる恐れがあった ところが、ユウコの口から出た名前は、ようやくアンダーガールズ入りを果たしたサカエのレナである 他のメンバーから見劣りはするが、イメージダウンを恐れる必要もなかった ユウコは、レナの目の色が変わるのを見逃さなかった こいつはやってくれるに違いない 最凶のカスミ草が誕生した瞬間だった ゲキカラ役を好演し、レナは一躍話題のひととなる 人気はうなぎ登りで、総選挙ではジュリナに迫る勢いであった そして、ユウコはマエダアツコを抑え、一位に輝いたのだった いわゆるメディア選抜入りを果たしたレナを舎弟に、ユウコの権力闘争劇が幕を開けることとなる 組閣祭りの屈辱だけは絶対に忘れまい 私たちは所詮、将棋の駒だ…