マエダが逮捕され、シブヤは矢場久根から姿を消した 矢場久根は、休戦協定を結ぶ条件として、ラッパッパの解散を要求し、マジ女はそれを受け入れた ゲキカラは言う 「ラッパッパはユウコさんのものだ ユウコさんがいなけりゃ意味がない」 今度こそ卒業するために、ゲキカラも勉学に専念することを宣言した
「あんたのことはマエダから聞いた 正直に言いや ほんまにマジ女のためだけに、策を労したんか? あんた、マエダが嫌いやったんちゃうか?」
オタベが人の悪そうな微笑みを投げ掛けた
「さあ、忘れた」
ネズミが遠い目をする
「あっしとユウコさんの間にマエダが割り込んできた それ以上でもそれ以下でもない」
「アホやなあ マエダはマエダ、あんたはあんたや ひとには、それぞれの役割っちゅうもんがある それがわかってないから、妬んだり、羨ましがったりするんや」
オタベは、そう言い残し、背中を向けた
「可愛げのない野郎っす」
オタベの背中に毒づき、チューインガムを膨らます
ネズミは、常に、ユウコのためだけに動いてきた だから、ラッパッパの秩序が崩壊するのを危惧して、マエダを潰そうと考えた 矢場久根とマエダを戦わせ、どちらかが倒れてくれれば、ラッパッパのためになる そう自分に言い聞かせて、策略をめぐらした ユウコが亡くなり、ネズミが描いていた強いラッパッパはなくなった シブヤが裏切ったのは予定外だったが、ネズミはラッパッパを再構築しようと考える そのためには、現在のラッパッパを一度壊す必要があった ネズミは、センターをマインドコントロールするとともに、シブヤも利用した 自分が三年になったとき、ユウコが言ったように、マジ女はナンバーワンになる ネズミは、そのためだけに動いてきた
「オタベ、わたしはマエダなんて相手にしちゃいない…」
サド、シブヤ、トリゴヤ、ブラック、ゲキカラ 最強のオオシマラッパッパだ この布陣を超えることは難しいだろうが、少しでも近づきたいと考えている まず、頭はセンターにはってもらう ネズミさんは、あまりにも嫌われ過ぎた それに、ユウコさんは、頭は真っ直ぐな奴の方がいいと言っていた 横綱相撲をとれないと、尊敬されないと ネズミさんは、奇襲ばっかだからなあ… 汚い仕事はすべて引き受ける センターには、マジ女の顔として構えててもらえばいい さて、問題は四天王だ ネズミさんに残された使命は、四天王探しだな そういや、カワエー(カワエイリナ)は子泣きじじいに似てねえか(笑)


