AKB48“モウソウ馬鹿” -16ページ目

AKB48“モウソウ馬鹿”

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馬路須加女子学園遠征軍は、各地方で選抜されたヤンキーたちと戦った 北海道、東北、北信越地方では、さほど抵抗を受けずに制圧することができたが、九州地方に戦いの場を移すと、様相は一変する ヲタが大分出身であることから、チームホルモンには九州出身者が多いのだが、彼女たちに対抗意識を燃やす精鋭を相手にしなければならなかった 九州選抜の総大将はウメダアヤカであり、中国、四国地方のヤンキーたちも博多に集結し、マジ女を迎え撃つ 博多のナカニシチヨリは、ユウコが可愛がっていた猛者で、ヲタもマジ女に来るように誘っていたという 二日間に渡る激しい戦いの末に、なんとかマジ女が勝利することができたのだった



関西選抜の総大将はフクモトアイナ、両脇をキシノリカ、オガサワラマユが固め、コタニリホ、タニガワアイリ、ヤグラフウコ、シロマミルら、サヤネエやミルキーと関西連合で切磋琢磨したヤンキーたちが相手だった マジ女は、全国各地から集まってきたヤンキーのエリート集団である こうしてみると、彼女たちとライバル関係にあった者たちが選抜に多く含まれており、いっそのことスカウトしてはどうかとネズミが提案した 関西選抜を制圧し、マジ女は最後の戦いの場、名古屋に陣を移した 西日本、関西と壮絶な戦いを勝ち抜いてきたマジ女のヤンキーたちは満身創痍であった



東海地方のヤンキーたちが、名古屋に集結した 総大将は、まだ二年生のキザキユリア キザキを補佐するのが、ヲタと親交があるナカニシユカである スダアカリ、フルカワアイリ、タカヤナギアカネ、マツムラカオリ、オオヤマサナ、キモトカノン、シバタアヤら全国にその名を轟かせるヤンキーたちが集結し、マジ女の方が不利であると予想する者も少なくなかった 危機感を感じたネズミは、サヤネエに呼び掛けて、作戦を練ることとなる それは、あたかも薩摩と長州が手を結ぶ薩長連合を彷彿とさせた
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馬路須加女子学園総番であるオタベは全国統一に乗り出すことを決めた 二年生のてっぺん争いが激化する前に、マジ女がナンバーワンであることを全国に知らしめる必要があると考えたからであった 三年生は、オタベ、学ラン(ミヤザワサエ)、チームホルモン(サシハラリノ、キタハラリエ、タカジョウアキ)のみが参加する あとは、二年生、一年生からめぼしいメンバーを選び、全国遠征する予定であった 矢場久根との戦争で著しいリーダーシップを示したオタベの権力は絶大で、誰も異論ははさめない 二年生の各グループは休戦協定を結び、遠征に参加するメンバーを話し合いで決めることとなった 議長は、オタベの指名により、サヤネエが務める まず、つの字連合(ネズミ、センター)、それから、なにわ会のサヤネエ、ミルキー(ワタナベミユキ)、ナナ(ヤマダナナ)、ケイッチ(ジョウニシケイ)、アカリン(ヨシダアカリ)、チームフォンデューのパル、カワエー、ミナルン、アンニン(イリヤマアンナ)、カトレナ(
カトウレナ)、ランラン(ヤマウチスズラン)、ミオリン(イチカワミオリ)、チームホルモンのハルッピ(コダマハルカ)、サクラ(ミヤワキサクラ)、マドカ(モリヤスマドカ)、アーニャ(ムラシゲアンナ)、バレッタのマイヤン、ナナミン、サユリン(マツムラサユリ)、ナナセ(ニシノナナセ)、リナ(イコマリナ)、レイカ(サクライレイカ)らが参加することとなった また、一年生にも勉強させる意味で、幹部候補生(コジママコ、ニシノミキ、オカダナナ、トモナガミオ、タシマメル、キタガワリョウハ、シブヤナギサ、アズマリオン、オオワダナナ、ヤブシタシュウ)の参加が命じられた






マジ女は、基本的にたいまんを推奨しているが、戦い方は相手に決めさせる 関東一円では、すでに頂点を極めているので、まず北海道から攻め、東北地方、北陸中越、そして九州に飛び、中国、四国、近畿、そして最後に東海地方を占める予定であった 各地方の戦力を分析したところ、東海地方が最難関であることが予想されたため、最後に攻めることにしたのだった










「あんたのためやないで」
オタベとネズミが対峙している
「うちもマジ女を愛してるんや」


ネズミは黙ってオタベを見つめている いったい何が言いたいのだろうか オタベは意味のないことを口にはしない


「なんや、その目は あんた、なんか企んでるやろ」
オタベが微笑む しかし、目は笑っていない



「あっしは、あんたが嫌いっす ぬらりひょんみたいで、不気味っす」
チューインガムを膨らます


「ありがとう 誉め言葉や思とくわ それより、先輩の前でガムを膨らましたらいかん 失礼や思わんか」


「話はそれだけっすか 忙しいんで、失礼します」
深々と頭を下げて、オタベに背中を向けた
「ネズミ、気合い入れや」
オタベの言葉は、いちいち胸にしみる…
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マジ女の二年には、いくつかのグループが存在する ネズミとセンターは“つの字連合”、ミナルン(オオバミナ)率いる“チームフォンデュー”、サヤネエ(ヤマモトサヤカ)率いる“なにわ会”、ヲタ(サシハラリノ)から引き継いだコダマハルカらの“チームホルモン”、そしてマイヤン(シライシマイ)とナナミン(ハシモトナナミ)がツートップの“バレッタ”などが有力である










ネズミは、チームフォンデューに属するカワエーが気になっていた 子泣きじじいに似ているっていうのもあるのだが、オタベが可愛がっているという ネズミは、オタベが苦手だったが、実力は認めていた マエダにラッパッパを託されるほどのヤンキーである そのオタベが認めるのであれば、カワエーもタレントだということだ また、オタベはサヤネエとも仲がよい サヤネエは、中学生のとき、関西連合の頭をつとめていたという猛者である また、チームフォンデューのパル(シマザキハルカ)には、矢場久根に袋にされそうになったとき、助けてもらった縁がある 普段はポンコツと揶揄される昼行灯ぶりであったが、ネズミはパルの度胸を買っていた 喧嘩が強いだけじゃ駄目なんだ あっしにないものを持った奴じゃないと…










「三年になるまでに、てっぺんに立たなければならない」
ネズミがセンターに気合いを入れる


「ああ、そのつもりだ お前が一緒なら、怖いものはない」
微笑むセンター


こうして、つの字連合のマジ女統一の戦いが幕を開ける




「てっぺんに立つんは、うちらや」
サヤネエの鼻息が荒い オタベを後ろ楯に、打倒センターを高らかに謳う
「ネズミ、出て来いや うちらは、猫やのうて豹やで」



「巨乳の女はIQ低いっす ネズミさんは、豹なんか怖くないっすから」
つの字となにわ会は一触即発の状態にあった


「つべこべ言わすにかかって来い 誰が一番強いのかを思い知らせてやる」
センターが指を鳴らす
「誰にも階段は上らせねえ…」