バトルロワイヤルinマジすか学園⑥ | AKB48“モウソウ馬鹿”

AKB48“モウソウ馬鹿”

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勝負はついた ボロボロになった歌舞伎シスターズが転がっている

ユウコ「ゲキカラ、お前の方が得意だろ 楽にしてやれ」
ゲキカラ「わかりました」

ベルトをはずすと、大歌舞伎の首に巻き付け、思い切り締めあげた 頸骨の折れる音が響いた

「姉貴…」小歌舞伎が舌を噛み切ったようだ 口から血が滴り落ちている

その小歌舞伎の顔に大量の血飛沫がかかった

崩れ落ちるゲキカラ 頸動脈を断たれ、血が吹き出している


ユウコ「あばよ」

返り血で真っ赤に染まった顔に満面の笑みを浮かべ、ユウコがプレゼントを取りにいった

ユウコ「ヤッホー、チャカだぜ これで、頂きだ 待ってろよ、アツコ」



血の海の中に転がっているゲキカラに、サドとシブヤは黙祷した 最強ラッパッパの名を欲しいままにした同志 怪物ゲキカラの死に様は、あまりにも激しかった

シブヤ「ユウコの野郎 許せねえ」
サド「綺麗な死顔だ いきなり、斬られたに違いねぇ 苦しむひまもなかったんだろうな」
シブヤ「プレゼントも、ユウコが持っていったんだろう たぶん、飛び道具だ やっかいだぜ」
サド「そういやシブヤ、オタベがどうしたって?」
シブヤ「ああ… ダンスが言うには、奴は、関西では、殺人鬼ってあだ名で呼ばれてたそうなんだ 転校生の挨拶ん時、どっかで見た面だなあって思ったらしくて で、さっき、プロファイルで確認した ちゃんと“殺人鬼”って記してあったぜ(笑)」
サド「殺人鬼? 人殺しなのか?」
シブヤ「何でも、強姦魔を二人、サバイバルナイフで刺し殺したらしい もちろん、未成年だし、正当防衛で、お咎めなしだが ただ、ダンスが聞いた話では、人を殺したいから、強姦事件のよくある場所を教えてくれ、って聞いて回ってたらしい とにかく、暴れ出すと手がつけられねえらしくて、関西では無敵と恐れられていたらしい


「桜組の諸君、殺し合ってるかーい イエイ さかもっちゃん情報だよーん ただ今、ブラックさん、歌舞伎シスターズのお二人、それからなんと、優勝候補筆頭のゲキカラさんの死亡が確認されました 慎んでお悔やみ申し上げるぞ、この野郎 なはなはなは、コマネチ」


学ラン「歌舞伎シスターズに、ブラック、ゲキカラまで」
チョウコク「皆、我慢の限界が、近づいているんだろう」
学ラン「確かに 俺たちも、いつまでもつか…」

センター「楽にしてやろうか?」

学ラン「独りで来るとはいい度胸だ ネズミちゃんにはふられたらしいな」
センター「しょうもねえことさえずってねえで、早く勝負つけようぜ チョウコクさんも、いっしょでかまわねえよ」
チョウコク「そうか(笑) じゃあ、遠慮なくいくぞ」

七時前だというのに、外はまだ明るい ミナミとマエダは、できるだけ動かないようにして、息を潜めている 二人には、自信があった 生き残るのは、自分たちだという ただ、無駄な労力は可能な限り使いたくはなかった ミナミには夢があった マエダとともに介護士になって、いつになるかは想像もつかないが、二人で施設を運営したいと思っていた マエダとなら何でもできる ミナミにとって、マエダは永遠のパートナーに他ならなかった


マエダ「ミナミ、お腹減ったね いつまで、こんなことやってるんだろ」
ミナミ「さあ(笑) そろそろ勝負つけにいこうか?」
マエダ「まだ半分くらい残ってるよ もうちょっと我慢しよ」


チョウコク「強いな、センター 早く殺せ やらなければ、お前がやられるぞ 卑怯とか関係ない 息の根を止めればいいんだ」
センター「くそっ、わたしは何でこんなことをしなければならないんだ すまん、チョウコク」
センターは、手にした石の塊を、チョウコクの顔面に何度も打ち付けた 学ランは、センターの強さに恐れをなし、どこかに消えてしまった チョウコクが動かなくなった センターは、着ていたカーディガンをチョウコクの顔に掛けてやった 怒りにふるえるセンター 生きることは、死ぬことよりも、辛いということを思い知った


あまりの恐ろしさに嘔吐する学ラン 人間は、あんなにも簡単に壊れるんだ 次は、自分かもしれない それにしても、センターは強過ぎる チョウコクが、両足の骨を砕かれるまでに、何分もかからなかった こうなったら、どこかで武器を手に入れるしかあるまい


ヲタ「尺、トリゴヤ、ミャオ、ラブタン、歌舞伎シスターズ、ブラック、ゲキカラ… 山椒姉妹もシブヤの舎弟だから、ラッパッパ勢が五人、マエダ軍団が三人死んだことになる」
アキチャ「マエダ軍団は、マエダ、ミナミ、チョウコク、学ラン ラッパッパは、ユウコ、サド、シブヤ、ダンス そして、ネズミとセンター 他に誰かいたっけ?」
オタベ「バトルロイヤルでは、一番気ぃつけないかんのは、味方なんや きっと、ラッパッパは、仲間割れ始めたんやで」
ヲタ「それにしても、オタベ このホルモン、どこで手に入れたんだ 変わった味だが、なかなかいけるじゃねえか(笑)」
オタベ「秘密や(笑) 食べ物の在処を教えたら、あんたら、うちを仲間外れにするやろ」
バンジー「ムクチは食わねえのか?」
ムクチ「……」
アキチャ「変な野郎だ」
オタベ「……」
ムクチの怒りに充ちた視線を、オタベは気付かないふりをしてやり過ごした



つづく…