岡寺


龍蓋池

(りゅうがいいけ)

義淵僧正

飛鳥を荒らす悪龍を
其の法力により石の蓋を
もって池に封じ込め改心
させる龍は善龍となり
今もこの池に眠る
この池を龍蓋池と名付け
龍蓋寺(岡寺)の始まりとなる
⭐️義淵⭐️
(ぎえん・ぎいん)
皇極天皇2年(643年)
神亀5年10月20日
(728年11月25日)
奈良時代の法相宗の僧
『続日本紀』によると  
俗姓は市往氏であるが
『扶桑略記』では
大和国高市郡の出身で
俗姓を阿刀氏とする
⭐️宗旨、法相宗

⭐️寺院、龍蓋寺(岡寺) 

⭐️弟子、玄昉・行基
隆尊・良弁・道慈・道鏡など

⭐️廟、岡寺
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『扶桑略記』や 
『東大寺要録』では
父母が長年観音菩薩に
祈願して授かった子で
天武天皇により皇子と
ともに岡本宮で養育
されたという
出家して元興寺に入り
唯識・法相を修め
龍蓋寺(岡寺)
龍門寺などの5ヶ龍寺を
創建した
文武天皇3年(699年)
学行褒賞で稲1万束を賜り
大宝3年(703年)
僧正に任じられた
元正・聖武両天皇の下で
内裏に供奉した
『続日本紀』には
先代からの行いを称され
727年(神亀4年)
岡連の姓を賜り兄弟に
仕えることを許されたとある
『三国仏法伝通縁起』
によれば
弟子に玄昉・行基・隆尊
良弁などがおり
道慈・道鏡なども
義淵の門下であったという
伝説的逸話として
醍醐寺本『諸寺縁起集』
薬師寺縁起によれば
憤怒のあまり悪龍と
変じた大津皇子を義淵と
修円が調伏し、皇子のため
龍峯寺を建立したとある
義淵の龍調伏伝説は龍に
変じた人物が草壁皇子に
変じたものなど異伝が多いが
龍門寺など龍の名を
冠する寺の縁起譚として
共有され、平安時代には
説話として広く伝搬していた

十三重石塔

 1926年(大正15年)建立

明日は、太子堂です‼️