七面大明神✨
(しちめんだいみょうじん)
七面天女とも呼ばれ日蓮宗系に
おいて法華経を守護する
とされる女神
七面天女は当初
日蓮宗総本山である
身延山久遠寺の守護神として
信仰され、日蓮宗が広まるにつれ
法華経を守護する神として
各地の日蓮宗寺院で祀られる
ようになった
その本地は山梨県南巨摩郡早川町
にある標高1982mの七面山山頂
にある寺(敬慎院)に祀られて
いる神で、吉祥天とも弁
財天ともいわれる
伝説によると、日蓮の弟子の
日朗と南部實長公が登山して
永仁5年(1297年)9月19日
(旧暦)朝に七面大明神を勧請
したと言われている
⇩✨日本の神々の辞典✨⇩
七面山は、古来より修験道が
盛んな山で、山頂にある
大きな池のほとりには
池大神が祀られている
その姿は役の小角の姿である
日蓮聖人の時代以前から
すでに七面山には山岳信仰の
形態の一つとしての
池の神の信仰があった
日蓮より二百年余りの昔
京都の公卿の姫が業病に
かかった際、厳島明神の
『甲斐の国 波木井郷の水上に
七つ池の霊山あり!!その水
にて浄めれば平癒せん』という
お告げを受けて癒やされた
姫君説話の舞台でもある


七面山⛰
(しちめんさん)
🗺山梨県南巨摩郡🗺
1,989mの山三角点は1,982.4m
日本二百名山の一つに
選定されている
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東側は身延山、富士川を隔てて
天子山地と対峙し
西側には笊ヶ岳
青薙山など、赤石山脈南部
白峰南嶺の山々が連なる
山頂東北部の約73haが
歴史的に久遠寺の寺領であり
現在も周囲を早川町に囲まれた
身延町の飛地となっている
そのため
身延山支院の住職たちが
交代で別当を務め
七面山別当と呼ばれている
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