ほろ苦い遭遇 | maple8cinnamonのブログ

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メープル・エイト・シナモンです。
テレビやWebで見たことをキッカケに、ふと昔のことを思い出したり、
今、自分のすべきことを思い付いたりする年金暮らしの日々。
お暇な方だけお付き合いいただければ幸いです。

昨日恐ろしく偶然なことが起きた。

昼休み、かねて連絡を取りたいと思っていた、高校の1年後輩女子に電話した。
3年前くらいに飲み会で会ったのだが、電話は10年くらい前に仕事の関係でしたきりなので携帯番号がなかなか見つからず、昨日になった訳だ。

私と仲の良かった1年下の女子が亡くなったらしいと、昨年の忘年会で私の1年先輩から聞かされたので、その亡くなった女子と最も距離の近かった彼女に確かめたかったのだ。

生前から心身ともあまり順調でないことを、風の便りに聞いていたので、夭逝だっただけでなく同情してしまう内容だった。
まあ、機会があればお清め(追悼飲み会)でもしようということで電話を切った。

彼女とは前回の飲み会ではあまり話せなかったので、ほぼ10年振りに昔のままの早口が懐かしかった。

そんな懐かしい彼女が、7時間後目の前にいた。
お互い年取ったので、表面的なテンションはもの凄く低かったが、東銀座から日比谷線の先頭車両の最も後ろのドアから乗り込んだら、ほぼ正面に座ってこっちに手を振っている彼女がいた。
簡単に近況を交わし、私が今日のお礼を言うと彼女は次の銀座で降りていった。

かつては同じ業界の戦友だったが私はすっかり足を洗い、彼女は事務所を縮小し今は半分介護の仕事を小遣い稼ぎでやってるそうで、これから尚遅くまで介護の後始末作業の為に新宿に向かうと言っていた。
その仕事に合わせてすっぴんだったのか、マスクの上の目の小じわが深かった。
(随分老けやがったな)
思えばかつての業界の先輩達は、終生順調で、この歳で我々のように苦労している人はいなかっただろう。
亡くなった彼女も悲惨だったが、生き残っている我々も苦渋と疲労の毎日を過ごしている。
日本の更に若い世代はどうなるのか?

そして彼女とはこの10年分くらいのやり取りが、偶然今日1日で済んでしまった。
あと、生きてる内にこの人と何回会えるんだろうと、チラッと思った。