民主党代表選、近し。 | maple8cinnamonのブログ

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メープル・エイト・シナモンです。
テレビやWebで見たことをキッカケに、ふと昔のことを思い出したり、
今、自分のすべきことを思い付いたりする年金暮らしの日々。
お暇な方だけお付き合いいただければ幸いです。

昨年の6月、菅が史上最低の首相・鳩山の跡を受け組閣した時には急上昇した内閣支持率も、さすがに今回の首相交代では浮揚しないのではないか。


去年は「鳩山・小沢じゃなければ誰でも」良かった。とにかく「鳩山内閣を終わらせたい」という国民的な要請が渦巻いていた。それで菅を選んでしまった。


今回も「とにかく菅内閣を終わらせたい」という国家的全員一致の叫びが列島にこだまし、去年とまったく同じ展開になっている民主党政権に有権者は既にあきれ返っている。

昨年は、鳩山のあまりのメチャクチャぶりに、鳩山を代えさえすればこの閉塞状況は打開されるのではないか、というごく妥当な期待が、菅新内閣のV字回復的支持率に繋がったのだ。

でもさすがに今の国民の見方は去年と全く違い、菅さえ代えれば現況が解決されると思っている人間など誰もいない。
(本当はそんなアホいます。残念ながら…)



鳩山は心配したとおり大馬鹿やろうだった。
菅も、正味3ヵ月でレッドカードだった。

今本命視されている前原だって、党代表だった5年前、「永田メール事件」への対応は正視できぬ程に稚拙だった

後年永田議員は30代の若い命を自ら絶ったのだが、前原が早い段階で、永田の懐に手を突っ込んででも実態を把握して事件を収束していれば、永田はそこまで傷つかずに済み今でも政界で活躍していたかもしれない。


結局、長くても10日間で収まりそうな小さな事件で国会を1ヵ月半も空転させ、自ら含め党執行部の総退陣に至ってしまった前捌きの悪さは、民主党の幼さを強く私に印象付けており、残念ながら今もなおそれを払拭してくれる

ようなことは起きていない。


また私はこうした稚拙さは前原に限らず、民主党全体に蔓延したものと見ている。
そうでなかったら、あの時前原が永田の懐に手を突っ込まなければ、他のベテラン幹部が突っ込んだだろう。


仮にこれが自民党だったらどうだったろう。
今野党にある自民党は分からないが、当時の派閥もまだ元気な自民党であれば、堤防に開いた小さな穴を見過ごさ
ない緊張感があった。


永田の危なっかしい国会追及、その論理性を見たら、党派の存亡に関わる事態を想起して早い段階で永田を封じ込めるだろう。
結果、党として謝罪することになるか、辞任などの責任に繋がるようなきっかけになっていくのか、そうならなく
ても派閥として他派閥に借りを作るのか、そういうことへの対応に自民党はもっと敏感で潔癖だった。


えらい政治家さんでなくても一般企業などの組織にいれば、その辺はもっと自衛意識が発揮される部分だと思われるのだが、民主党は派閥ほど結束の強くないグループの集まりだ。何も自分がしゃしゃり出て、人のポケットに手を突っ込むようなことまでする気は更々ないのだ。

それで永田がどうなっても自分は関係ない。同志じゃないから。
まして民主党全体を批判されても決して我が事ではないのだ。いろんな考えの人の集まりだから。


与党の立場になったので、さすがに最近言われなくなったが、以前はよく「仲良しクラブ」と揶揄された。
たぶん与党になって「そうであってはならない」からマスコミも言わなくなっただけで、実態は依然として緊張感
のない誰も責任をとろうとしない、ぬるーい「仲良しクラブ」であり、それ以上の関係性に発展できない組織、それが民主党なのだ。


だから菅首相が辞めたって、事態は何も変わりません。
政局で投票行動ぐらいは挙党一致で動くけど、政権政党の党員としてのアイデンティティは希薄です。
みんな自分の都合のいい部分で名前を連ねているだけですから。
だから「仲良しクラブ」だけど仲間の失敗は誰もフォローしません!


これで新内閣支持率が上がったら、日本人バカですよ。