NAKAYAMA CRAFTです。

リップの取り付け作業を行いました。
今回リップの取り付け作業を行ったのは
次のプラグです。

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125mm F Minnow Plugs
125mm F Jerkbaits
75mm Flat side crank baits
45mm Crank baits

以前にも少しご紹介させて頂きましたが、改めてリップの取り付け作業をご紹介させて頂きます。

今回は、サーキットボードを使った基盤リップを8個とポリカーボネートを使ったリップを1個の計9個を取り付けます。

まず、リップの取り付け位置を決めますが、モデルにより位置は異なりますのでノギスを用いて大まかな位置を出します。

位置決めが終わったら、下穴?リップを刺す場所に切り込みを入れます。
この時に、リップの取り付け角度も確認しながら作業を進めます。

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カッターで切り込みをいれるのですが、中々真っ直ぐには決まりません(汗

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次は、下穴の切り込み位置にリップの厚み相当の糸ノコを引いていきます。
この作業で位置、角度共に決まってしまいますので、分度器を用いて慎重に作業を進めます。
糸ノコを引く時は息を止め作業してます(笑

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リップを取り付けるのですが、今の状態では糸ノコを引いた位置までしか切り込みが入っていないので、取り付けるリップを使いプラグ本体に更に切り込みを入れていきます。
その為には、リップを加工して刺さりを良くします。
リップを削る際は、出来る限り刺さる面積を広く取る事を意識して切削します。

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リップの加工が終わり、下穴に瞬間接着剤を流し込みます。
余分な接着剤を取り除く為に、ティッシュを使い吸い取ります。

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リップの取り付けです。
ここで失敗すると、翌日のメンタルにも影響が出るので慎重に作業を進めたいのですが・・・

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リップ取り付け4連発!!!!

ルアーを製作していて良く起こる事ですが、瞬間接着剤がはみ出て、ルアー本体に流れたり、リップに流れた事がないですか?
そう、そこの貴方です!
多少の、はみ出しは後の作業でリカバー出来るので大丈夫です。

NAKAYAMA CRAFTでは、今までリップの取り付けには、2液のエポキシ系接着剤を使用していたのですが、これからは試験的に瞬間接着剤を使用する事にしました。
その作業に伴い、最終仕上げとしてセルロースを塗布する事にしました。
手間は、増えるのですが仕上がりも良く、瞬間接着剤のはみ出しや白化もカバー出来ます。

ポリカーボネート板を使用したプラグには、今まで通り2液のエポキシ系接着剤を使用します。
(瞬間接着剤を使用した時の白化がどうしても受け入れられません。)


セルロースを塗布したプラグ

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セルロースを未塗布のプラグ

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非常に分かりにくいと思いますが、仕上がりの少しの違いに手間を掛けられるのもハンドメイドの魅力だと思います。
是非、機会がありましたら、ハンドメイドルアーを手にしてみて下さい。

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