Nコンブログ【NHK全国学校音楽コンクール合唱ファンブログ】 -172ページ目

【Nコン2013】課題曲初演番組「発表!Nコン2013課題曲」は来週日曜日に放送です。

いよいよ来週に迫った課題曲初演。
少しだけ詳細が見えてきました。
再放送が3月にありますが、
本放送よりなぜか5分長く、
放送内容が異なるとのこと。


また、地域によってEテレでの放送ですが、
番組表を調べてみると、仙台放送局や
秋田放送局などがEテレでの放送だそうです。
録画予約は放送局に注意しましょう。

出演者の情報を掲載していますが、
VTR出演の場合もあると思います。


発表!Nコン2013課題曲
チャンネル:総合(地域によってはEテレ)
放送日時: 2013年2月17日(日)
午後3:05~午後4:00(55分)

■出演者
嵐, ゆず, 小山薫堂, 新実徳英, 文月悠光
■演奏
指揮…金田典子, 大谷研二, 武田雅博, 清水敬一, 野本立人
ピアノ…石野真穂, 斎木ユリ
合唱…NHK東京児童合唱団, 早稲田大学コールフリューゲル


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現代音楽を代表する三善晃氏と「赤毛のアン」〜異彩を放つ「きこえるかしら」「さめない夢」

動画サイトをうろうろ。
懐かしいアニメ主題歌と出会ったので、
合唱とからめて少し。


日曜夜の7:30といえば
子どもの頃は「世界名作劇場」
をよく観ていたものでした。
「フランダースの犬」や
「小公女セーラ」など
有名な作品ばかり。
今、Nコンに出てる世代には
馴染みがないとは思いますが、
ひょっとすると再放送などで
知っているかもしれません。


アニメといえば主題歌も大事。
その中でも異彩を放つのが
「赤毛のアン」だと思います。
私の生まれた頃のアニメなので、
私は再放送で知りました。


何と主題歌を手がけたのは三善晃氏。
安積女子の名演の数々を
思い浮かべる人も多いのでは?
日本の現代音楽の代表者です。
作詩も詩人の岸田衿子氏。
今のアニメではありえなさそう。


とにかく聴いてもらえれば
言わんとすることはわかると思います。



(オープニング「きこえるかしら」、
エンディング「さめない夢」)
※該当箇所までスキップしながら聴いてください。



(「きこえるかしら」フルバージョン)


(「さめない夢」フルバージョン)


アニメ音楽でも妥協がないですよね。
わざわざアニメのオープニングと
エンディングも紹介したのは、
画も素晴らしいのです。
というのも演出スタッフが高畑勲氏、
作画スタッフに宮崎駿氏がいたそうです。


三善さん起用になったのは
高畑勲氏の強い主張があったそうで、
多忙だった三善晃氏に懇願したそうです。
それまでのアニメ音楽とは趣向が異なり、
放送時に局内で異論もあったそうですが、
何十年も経った今聴いても全く色あせないのは、
いかに素晴らしい音楽なのかがわかります。


聴くと画と音楽と詩の融合が良くて、
思わず涙が出ました。
合唱版があればどこかの団体に
歌って欲しいくらいです。


ちなみにNコンに絡めるのであれば、
三善晃氏が手がけた課題曲は
「道」(S44高)
「わりばしいっぽん」(S59小A)
「みんなみんな」(H17小)の3曲です。
岸田衿子氏は「かぜと木」(H9小)です。


もう一つ追記するのであれば、
昭和58年の第50回記念大会の
中学校の部の一般公募詩の佳作の中に
「グリン・ゲイブルズのアンへ」
という13歳の作品がありました。
これが課題曲になっていたら、
どんな作品になっていたんでしょうね。
この年は他に「消えた八月」も
佳作入賞作品にありました。
これもよく歌われた合唱作品です。



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「中学生らしい発声・音色」はどうやって作り上げる?~ペア学習で人間関係も形成する

学生のコンクールを聴いていると
漠然と「あ、中学生らしい」とか
「子どもらしくていいなぁ」とか
「大人びた発声だなぁ」と
感じることがあると思います。

例えばどのように中学生らしい発声を
作り上げていくのか?
元・根城中学校の竹内先生の著書から
一部要約して紹介します。


中学生には「中学生らしい発声」を?

「中学生らしい発声」
→求めてきた発声と音色は
この漠然とした言い方でしか表せない。
→完成された女声合唱と音色も表現も違うはずだし、
ママさんコーラスのまねをやることはない。


「中学生らしい発声」を実現するために…

(1)個人の発声を確かなものに
発声に関する正しい知識を持たせ、
これまでの歌い方を矯正していく
(姿勢・口形・共鳴・呼吸・発音…)。

子どもと教師で互いに「よい声」を見つける。

(2)発声から音色作りへ
中学生の女声合唱なら、
独特のクリスタルな音色を作れるはず。
→中学生の時期は悪条件が多いが、克服していく。


トレーニング方法の例

「ペア学習」
→パートの柱になる子+トレーニングが必要な子
(ほとんどが上級生+下級生のペアとなる)
→「呼吸」「共鳴」「表情」についてチェック。

合唱団の音色作りを大きく左右する。
必ず教師もチェックし、こまめに教示する。

「模倣」から「体得」へ発展し、
見違えるように声が変わってゆく。
→「下級生に指導できる喜び」
「上級生から直接指導を受け、
できるようになった喜び」
→ペアを組んだ二人の間に「信頼・尊敬」という
好ましい人間関係も育ってゆく。



【所感】
単に美しい合唱を作り上げるだけでなく、
人間としての成長も期待できる練習法は、
さすが教育現場から生まれた実践方法ですね。
コンクールは結果だけでなく、
至るまでのプロセスも大事、とよく言われますが、
こうやって練習過程を垣間見ると、
学生合唱の大変さを改めて感じます。



【出典】
「美しいハーモニーを求めて
~生活指導をベースとした合唱へのアプローチ」
(教育芸術社、竹内秀男著)



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