【Nコン2024】新旧多彩な自由曲が楽しみな今年のNコンと昭和のNコン全国1位までの狭き門

今年のNコンの目玉は自由曲の選曲❓️
先日、東京の平山小が往年の名曲「鮎の歌」選曲をしたということで、「鮎の歌」について特集しましたが、実は今年のNコンの自由曲の選曲がなかなか面白いという話が。
「鮎の歌」が全国コンクールで2校も❓️
まずは「鮎の歌」が今年は全国コンクールで2校も聴けるとのこと。
しかも平山小に続くもう1校が黒沢尻北小というのがまた驚き。
前者の後藤先生はNコンの連覇記録、後者の中野先生は全日本の連覇記録。
どちらも小学校の合唱界をリードする先生方です。偶然でこんなことが起きるのかという信じがたい被り。
平山小の音源はらじるらじるで、黒沢尻北小に関してはNHKのニュース映像によるダイジェストで聴きましたが、これだけ思想の違う「鮎の歌」が出来上がるとは😯
単に被るだけならどうなんだ❓️と思いましたが、全くの杞憂でした。2校とも楽曲をリスペクトされていて、それぞれの「鮎の歌」になっていました。
一点言うのであれば、「鮎の歌」は川の流れのように“流れ”を大事にした演奏が良いと思います。
十数年ぶりの小学校の部でのア・カペラも❗️
黒沢尻北小と同じく東北代表となった聖ドミニコ学院小の「天使と羊飼い」も実に素晴らしかった。
無理のない、小学生にしか出せない明るい発声で歌われていて、小学生が歌う同曲の中ではトップクラスに好みでした。
しかもア・カペラ曲が全国コンクールで歌われるのはおそらく十数年ぶりだと思います。
こちらも新しい流れを作ってくれるのではないかと期待しています。
昨年の小学校の部の感想でも述べましたが、小学校の部の向かう先としていくつか気になることがあったので、小学生自身がどう歌いたいのか考え、どう表現したいのか工夫できる余地のある選曲は歓迎したいです。
今回は古くによく歌われた曲を取り上げていますが、楽曲の新旧問わずそう思います。
せっかくのテレビコンクール、課題曲の工夫は大賛成🙌
余談ですが、小学校の部の課題曲もいくつかの地区の音源を聴きましたが、工夫してる学校が多くて嬉しいです。
初演時に「この曲は工夫の余地がいっぱいある」と書きましたが、どの学校も想像以上にたくさんの工夫をして、楽曲が生き生きしてました。
ニュース映像を見ると、振り付けをしている学校もあるようで、体から曲を表現する楽しさ、詩・曲に合った声を工夫する面白さを感じてもらえれば、長い将来合唱を嫌いにならずに歌い続けてくれるのではないかと思います。
そしてなんといっても、せっかく3日間3時間近い生放送で合唱の魅力を知ってもらえるテレビコンクールなのですから、この音楽の工夫の流れは賛成です(肝心の演奏の流れが犠牲にならない程度で)。
今年も髙田作品が全国で❗️
同じく東北の高等学校の部の代表になった八戸東高。
昨年、豊島岡女子学園高が髙田三郎作品の「機織る星」で全国金賞、郡山一中が同じく髙田作品の「雨」で全国銅賞を受賞し話題になりましたが、八戸東高も髙田作品の「道」。
青森県のホームページで県大会の演奏動画が見れますが、すでに涙です。よく歌声に合った楽曲を探してきましたね。
Nコンは選曲も評価対象と明記されているので、楽曲を新旧問わず幅広い範囲から選ぶことはNコン100周年に向けてより一層盛んになることを願います。
ちなみに、八戸東高としては昭和30年以来2回目、青森県勢の高校では34年ぶりの全国出場となります。
昭和のNコン全国1位までの狭き門
話は変わりまして、昭和つながりでこんな話題も。
現在のNコンはシード制があり、地区大会・ブロックコンクールにほぼシードによる上位進出の追加枠が設定されています。
しかし昭和のNコンはシードという概念がなく、1地区・1地方(現・ブロック)で代表は1校のみ(関東甲信越のみ2校。東京が独立していた時代は東京1校+関東甲信越1校)。
なので、全国1位になるには、基本的に地区大会~全国コンクールまでオール1位でないといけないという想像を絶するハードルの高さでした。
しかしこの狭き門は弊害もありました。
絶対的な強豪校が現れると、その間はその強豪校以外全国コンクールに出場できないというもの。
例えば中学であれば昭和56年~平成元年までの9年間は東北からは根城中のみという、そのブロックの他の学校にとってはやる気を失ってしまいそうな狭き枠となっていました。
高校でも平成7年~平成14年まで安積女子(黎明)高が8連覇という記録を達成しましたが、平成12年に全国コンクールでシード制が設定されることになりました(最初は金賞のみ、平成18年に銀賞にもシード)。
現在では全国の代表校は11校、全国コンクールも間近です。
楽しみでなりません。
合唱好きが集まるブログはここ
![]()
にほんブログ村