続・『美しい秋』―明るい秋を表現した原調版を楽しむ~変ロ長調版とロ長調版の演奏を聴き比べる
昭和41年度・昭和60年度NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲
美しい秋
作詞:高田敏子、作曲:中田喜直
昭和41年と昭和60年の課題曲になった
「美しい秋」を再び取り上げます。
以前、作曲の中田さんの意に反して、
本来ロ長調のはずが変ロ長調になってしまった
というエピソードを紹介しましたが、
課題曲JukeBoxには昭和41年の
愛媛大附中の変ロ長調版がありますが、
今回、昭和60年の根城中学校のロ長調版も。
聴き比べてみます。
(昭和41年を選択すると聴けます)
(昭和60年八戸市立根城中学校)
半音下げられてしまった方は
「音が少しこもって暗くなり、
明るい秋のイメージがマイナス」
と中田さんがおっしゃってましたが、
聴いてみて納得ですね。
原調の方が爽やかです。
根城中はこの年銀賞止まりでしたが、
「まるでトリオの演奏のようだ」
という審査講評は納得です。
歌声の透明感が瑞々しい秋の実りを
感じさせてくれます。
最近のポップス課題曲に比べると
逆に新鮮に感じますよね。
詩も曲も鮮やかで、まさに「美しい秋」。
こういう楽曲に出会えると、
日本に生まれて良かったと感じます。
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