新川和江さんが描く、目に見えず、手で触れることのできない「うつくしい鐘」に想像をふくらませる
Nコンの中学校の部といえば、
昨今ではポップス専門部門となりましたが、
過去の課題曲も捨てたもんじゃないんですよ。
課題曲JukeBoxでほとんどの
過去の課題曲が楽しめますが、
私がお薦めしたいのが「うつくしい鐘が…」です。
昭和56年の課題曲で、美しい詩とメロディーが魅力。
これほどに詩についてあれこれ想像をふくらませる
課題曲も珍しいんじゃないかと思います。
詩は新川和江さん。
この他に平成13年度の「きょうの陽に」も担当しています。
初演の新川さんによる解説 はすでにご紹介しましたが、
まず「うつくしい鐘」とは何かから考えさせられます。
また、「うつくしい」というフレーズが何度も繰り返されますが、
「うつくしい」というフレーズも、実は歌にして発すると、
美しく「うつくしい」を発するのが難しいとわかります。
新川さんはこの「うつくしい鐘」を、次のように語っています。
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目で見え、手で触れる、実在の鐘ではなく、
花を咲かせたり、そよ風を吹かせたり、
果物を実らせたりする自然の大きな力であり、
それらを鐘のイメージを借りて表現している。
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想像つくでしょうか?
具体的にはすぐに浮かばないけど、
まさに美しいイメージが徐々に湧いてくると思います。
発想を柔軟に、歌声は柔らかくしなやかに、
中学生の想像力を借りて作り上げることのできる
素敵な課題曲だと思います。
ポップス課題曲の昨今だからこそ、
GWは過去の課題曲にも耳を傾けて欲しいです。
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