『六年生の夏』―六年生の夏の絵日記のような描写と私の思いが懐かしさを感じさせる課題曲
平成7年度NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲
六年生の夏
作詞:関根榮一、作曲:飯沼信義
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街のはずれのこの道を
通るときには 誰だって
道草したくなるのです
曲がりくねって ほらね
日なたも日かげも いい感じ
林ぬけてく 駅までの
歩いて行ける 近道さ
鳴け鳴けセミよ 鳴け今を
ツクヅクボウシ ホシゼミ
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この課題曲、派手さはないですが、
課題曲らしい課題曲な感じです。
「街のはずれの道」を軸に
六年生の夏への思いが
綴られています。
六年生最後の夏って
どんな思いだったかな![]()
って考えると、学校に通って
初めて区切りを迎える年。
中学生って少し大人な感じが
しませんでした![]()
そんな思いがこの曲にはあるのかな、
という気がしました。
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【どんな道なの?】
・誰も道草したくなる道!
【なんで近道したくなるの?】
・日なたも日かげがいい感じ!
・駅までの近道!
・とうもろこしやねぎ畑もある!
・セミが鳴いて、トンボも飛び交う!
etc...
↓
【私の主張】
大人になっても
このまま変わらず
歩ける道でいて欲しい
↓
【六年生最後の夏への思い】
いつまでも忘れない
【その思いの象徴】
(街のはずれの道に咲く)
赤いサルビアの花
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ちょっと歌詞を整理すると
こんな感じでしょうか。
なんで近道したくなるの?
の部分は、絵日記のような描写なので、
光景が目に浮かぶ表現が欲しいですね。
特に“今を鳴くセミ”や“今を飛ぶセミ”
はその短い命と残り少ない夏への思いを
重ねた感じで表現すると
グッと引き締まりそう。
私の主張や六年生最後の夏への思いは
聴かせどころの一つです。
最後の一番の聴かせどころの
「赤いサルビアの花」が
引き立つような思いを
ここに込めるといいですね。