審査員の方はどんなところを審査で見ているのか?~Nコン2009篇
ちょっと間が空きましたが、
Nコン審査講評の紹介の続きを![]()
最近は放送時間の問題か、
残念ながらコンクールの審査講評が
放送されていません。
「教育音楽」(音楽之友社)
という雑誌には、全体講評が
掲載されていますので、
Nコン2008篇
に引き続き、
Nコン2009について
一部かいつまんでみます。
(「教育音楽2008年12月号」(音楽之友社)より)
【小学校の部】
課題曲A『ここからいちばん とおいところ』
課題曲B『夢の太陽』
(審査員講評)
課題曲の選択が6校:5校
となったのは狙い通りでは。
選曲が大変重要である。
かつてコンクールで上位を取った曲や、
その作曲家の作品を安易に選曲しない。
その合唱団にとって魅力的か、
長い間取り組むのにふさわしいか、
先生自身が惚れた曲かを考えて選曲を。
(私のコメント)
選曲がかなり偏ってしまったことは、
今の小学校の部の大きな問題でしたね。
Nコン2010では、多彩な選曲を期待してます。
【中学校の部】
課題曲『YELL』
(審査員講評)
ポップス課題曲には異論・反論があるが、
参加校数は確実に増加しているし、
主催者の狙いは「合唱の底辺を広げたい」
ということもある。
一時的な流行にとらわれない地に足が着いた
選曲が浸透しつつある。
言葉を表現する技術を磨くこと。
特に日本語は、外国語を勉強するつもりで。
(ピッチアクセントとストレスアクセント、
子音のタイミングなど)
(私のコメント)
参加校数が増えることは嬉しいですし、
「アンジェラ・アキの課題曲の
コンクールだね」っていうように
合唱を知らない人にも合唱を
知ってもらえるきっかけになるのは
いいことだと思います。
だからといって、極に走りすぎるのは
どうかなぁ、という気もします。
逆に合唱離れにつながらないか心配です。
合唱曲らしい合唱曲を求めている
中学生もいるでしょうし、
同一部門では、何年かに一度に
してもらえたらな、と思います。
【高等学校の部】
課題曲『あの空へ~青のジャンプ~』
(審査員講評)
演奏水準の高まりが様々な評価へとなっていて、
これは喜ばしいこと。
金賞の杉並学院は「自由な表現」に対して
最も深い成果。
銀賞の宮城第三女子は全員で一体化する
集中度の高い演奏は見事。
幕張総合は、課題曲・自由曲ともに、
多彩な音色があり、若い情熱を感じた。
安積黎明は、課題曲の言葉が最もきれいに
聴き取れた。
松江北は、音楽の本質へ向かう姿勢が素晴らしい。
(私のコメント)
ぶっ飛んだ課題曲でしたが、
杉並学院はそつなくまとめていましたね。
順当に審査されていたのだな、と
この講評を見て思いました。
審査講評って、勉強になりますね![]()
やはり、今年こそは審査講評も
知りたいなぁ、と思います![]()
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