【番外編】Nコンで聴きたい課題曲の自由曲~幅広い選曲は過去の課題曲から!?
自由曲の選曲については、
常に言及されている問題だと思います。
特に小学校の部で偏りが多く、
私も“なぜこの選曲
”と
思うことが多いです。
Nコン2009での審査員の方々の
コメントを見てみます。
自由曲の選曲は、
子どもの実態・音域・詞の内容・難易度を考えて選曲を。
昨年の授賞校の曲を安易に選ぶのは止めてほしい。
消化不良のまま終わってる学校がいくつかあった。
長い合唱の歴史の中でいい曲はまだまだ埋もれている。
身の丈にあった選曲を。
(Nコン2009・東北・小)
難易度の高い曲を歌うな、
というわけではないはいが、
レベルのあった曲を選ぶこと。
レベルにあった曲を
きちんと歌いこなすことが大切だ。
ピアノの演奏の極端に難易度が高く、
歌はたいしたことのない曲を選んで
ごまかそうとしている学校もあったが、
審査員にはそういうところもわかってしまう。
(Nコン2009・関東甲信越・小)
小学生らしい選曲、
もっと子どもらしい基礎的な部分、
簡単な部分にスイッチして欲しい。
(Nコン2009・全国・小)
同じような曲ばかりを選曲していたら、
同じ曲を歌った学校と比べられて
不利だと思うんです。
次のステージに進める枠が1つなのに、
同じ曲を歌えば、劣る方は
落とされてしまうわけですから。
他の学校が選ばない曲で、
レベルにあった曲をきちんと歌えば
きっと審査員の印象もよいと思います。
(素人考えです。)
確かに、難易度が高い曲を評価される
傾向があったようなので、
どの学校も盲目的に難易度の高い曲を
選ぶ風潮となってしまったようです。
しかし、そろそろこういう悪循環はよくない、
というのが昨年の審査コメントから感じました。
そこで過去の課題曲です![]()
課題曲はよく練られた名曲の宝庫です![]()
楽譜が入手しづらいという障壁もありますが、
選曲する価値はあると思います。
私の歌って欲しい課題曲を、
小・中学校の部の中からいくつか紹介します![]()
「びっくりしゃっくり
」(S55小、参考演奏時間:2分40秒)
小学生らしい内容と、
つい口ずさみたくなるような
メロディーラインで、
ぜひとも今の小学生にも
歌ってもらいたいですね。
2部合唱ですが、技術もアピール
できそうな感じもします。
「亜麻色の風の中へ
」(S62小A、参考演奏時間:3分)
これは個人的に私が好きなので。
前奏が流れただけでも切なくなります。
この曲の叙情的な歌詞を、
今の大人っぽい小学生が
どう歌い上げてくれるのか、
聴いてみたいです。
「いつか
」(S63小A、参考演奏時間:2分40秒)
小学生の合唱の王道のメロディー、
賞レースを忘れさせてくれるような
演奏を期待したい1曲です。
音楽にのって楽しく歌う、
という原点的な部分も
思い出させてくれると思います。
「うつくしい鐘が…
」(S56中、参考演奏時間:3分25秒)
外国語曲を選択する学校が多くなった今、
言葉の美しさを堪能できる曲を
もっと歌って欲しいな、と思います。
“うつくしい”
“やさしく”
“ほっかりと”
“花”
“そよ風”
どれもこの曲を伝えるには、
大切なフレーズばかりです。
ただ歌い上げるだけでは伝わらない、
というのを学べる素晴らしい1曲です。
「小さな協奏曲(コンチェルト)
」(S63中A、参考演奏時間:3分30秒)
メモリカードの時代の中学生が、
カセットテープ時代の曲を歌うとどうなるか。
聴いてみたいですね。
まさか、カセットテープの使い方が
わからないということはないと思いますが。
アナログテープなので、
すぐにスキップできなかったり、
時にはカタカタといって巻きついたり…
中学時代のがむしゃらな日々。
“プールサイドの黄色いタオル”
“グラウンドに散る縞のユニフォーム”
課題曲でも自由曲でも、中学生の日常を
扱った曲を選択する学校は減ってしまいました。
だからこそ、今の中学生にこの曲を歌って欲しいです。
「地球が私を愛するように
」(H3中、参考演奏時間:4分30秒)
この曲、今でも上手く演奏できる学校は
少ないんじゃないかなと思っています。
歌詞が若干、平成初頭を想起させますが、
地球が豊かな表情を私たち人類に見せてくれるように、
私たち人類ももっと、地球を大事にしていきたい。
曲全体のメッセージは今にも通じていて、
ぜひとも歌っていただきたい1曲です。
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