『予感』― 小さな行動でも、一歩踏み出すことで美しい世界が訪れる「予感」につながる
平成14年度 中学校の部課題曲
予感
作詞:片岡輝、作曲:大熊崇子
▲「予感」(混声合唱初演)
心の中にひとつの予感
影をなす不安と焦りのかなたに
光あふれる美しい世界が広がる
「ひとつの朝」「わが里程標」「遙かな時の彼方へと」
などすばらしい詞を残してきてくれた片岡輝さん。
わたしの大好きな作詞家のひとりです。
そんな片岡さんが詞を提供したのがこの「予感」です。
やはり若者へのメッセージが力強くこめられています。
中国の砂漠に木を植え続けた遠山正瑛さんがモデル
心まで干からびさせてはいけない
若くしなやかな力を失ってはいけない
明日は私たちの手の中にあるのだから
この歌詞のモデルは、中国の砂漠に木を植え続けた遠山正瑛さんがモデルだそうです。
砂漠の緑化に尽力された遠山さんの姿を思い浮かべながら聴くと、より深くこの曲を感じることができます。
ちなみに、この「予感」とはどんな予感なのでしょうか❓
美しい、安らぎの世界が訪れる「予感」なのでしょうが、それは一歩踏み出して、小さくてもいいから何か行動を起こすことで見えてくるようです。
その行動は試練が多いかもしれないけど、勇気を出すことで、その「予感」はふくらんでいくのですね。
まさに、遠山さんの行動に片岡さんが感じられた「予感」なのでしょう。
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