診療のない日は、
YouTubeの撮影から家事まで忙しく過ごしているキムソヒョン院長。
先日は1年食べる白菜キムチを100株漬けました！
今日は院長のブログからその様子をお伝えします
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韓国では白菜や大根などの収穫が終わり値段が安くなるこの時期に、まとめてキムチを漬ける習慣がありこれをキムジャンと呼んでいます。
最近はキムチを家で漬けずにスーパーなどで買って食べる家庭も多いですが、家族のために直接をキムチを漬けて母からの秘法を受け継ぎたくて、毎年私はキムジャンを行っています。しばらく前に材料を買うために水産市場に行ってきました。市場に行くたびとても幸せな気持ちになります。安くて新鮮な材料がありますし、市場も賑わっていて活気を感じるからなのかもしれませんね。
2時から4時の間に競売が終わり、やっとのことでアミの塩辛を1箱買い付けました。それから煮干し、サケ、ブリ、牡蠣なども購入。アミの塩辛も種類がいろいろあって、エビが漁れる時期によって名前も変わります。
5月に漁れるのはオ（５）ジョッ、
6月はユク（６）ジョッ、
陰暦の8月以降に漁れるエビで塩辛にするものはチュ（秋）ジョッといいます。
最近は秋のエビでキムチを作ると美味しいと言われ、味見をしてみましたがとても美味しかったです^^
アミの塩辛の他にも美味しそうな塩辛がたくさんありましたよ〜。
水産市場は見るだけでも楽しいですね。新鮮な海産物がたくさんあるし、小腹を満たしてくれるおやつもあります！週末に家族と一緒に市場に行くのも楽しいのでおすすめです。
ドーンと白菜120株！今年のキムジャンでは白菜を120株用意しました。下漬けした白菜をきれいな水ですすぐだけでも１〜２時間あっという間です。前日にはキムチに使う大根の千切りを心を込めて用意しておきました。白菜と大根の準備ができたら本格的にキムチのヤンニョムを作って、白菜に塗っていきます。
カラシナ、ワケギ、もち米のノリ、つぶしニンニクにミキサーで細かく砕いたエビ、調味料などを入れて混ぜます。キムジャンで一番大変なのが一つ一つの白菜にキムチのヤンニョムを塗っていくこと。量が多いのでこの作業をしていたら腰が砕けそうになりました（笑）。むしろ私が鍼を打ってもらわないといけない感じ！楽しく始めましたが、更年期なので無理が体に・・・。
でも私の母の時代よりはマシですよね。母の時代は外で1人で100株漬けていたそうです。本当にお母さんたちは天下無敵！とてもかなわないし、すごいと改めて実感しました。キムジャンの時、今は母が私の隣で補助として手伝ってくれています。隣で母が幸せだと言ってくれていますが、私も分かち合って食べられる楽しさを感じます。今はこうして私が漬けていますが、いつかは娘が代わりになる日が来ますよね？^^
ママが何をしているのか気になるのか、うちの可愛いペッパーがやってきました！
大量の作業でだんだん疲れてきた私にパワーを与えにきてくれたみたいです。突然ペッパーが現れてくれて、気を取り直して作業を進めました。
120株の白菜に使うキムチのヤンニョム！この量を感じていただけたでしょうか？
二日間キムジャンの準備をするために全身疲れ切ってしまいますが、1年中食べられるキムチを見ると感無量です。最近は毎日浅漬けキムチと何を食べるかささやかな悩みに幸せを感じています。冷蔵庫のキムチよ〜！家族を1年守ってね^^
今回キムジャンで腕と腰がとても痛かったのですが、これにインスピレーションを受けて”自分の腕と肩を直そう！”というアイデアでYouTubeにコンテンツをアップし始めました。
日本ではキムジャンのような大掛かりな作業はないかもしれませんが、家事に仕事に追われる女性たち、特に免疫力と回復力が急減する更年期を迎える50代以上の女性は腕、肩、骨盤など各種の関節や痛みに注意してくださいね。作業に入る前に体を十分に解して始める必要があります。特にキムチ作りのような低い姿勢が続く場合、体の痛みをよりひどくさせるので、椅子に座ったり立って行うなど姿勢を変えながら作業するのも良い方法です。また、合間合間に休んで筋肉をほぐし体が固まってしまわないようできるだけ、暖かい環境で作業することをおすすめします。また、作業後に痛みを感じた部位を温めると良いですよ〜。
今日も家族のために苦労しているお母さんたち、今年の冬も健康に過ごされることを心から願います。
韓方医キムソヒョンより
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いかがでしたでしょうか？
韓国のお母さんたちに限らず、
家事に育児に仕事に、同時に何種類もの仕事をこなさなければならない全てに女性を、キムソヒョン韓方クリニック一同、心から応援します！！
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